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インクレディブル・ラッキー・HEAVEN  作者: 主道 学


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9/11

その7

 チャイナドレスの女性が合計点19。


 侍姿の男性も合計点が19。


 アラブ人の男性が合計点が23。


 俺がQとJで合計点は?。


 カジノディーラーがAとK点札だった。


「うん?!」

「うーんと……何が起きたの?」

「みんなの負けじゃ……」


 黒木じいちゃんが、あまりよく知らない俺と佐藤のために説明してくれた。


Aエースは1点か11点に数えられていて、10・J・Q・Kは全て10点に数えられるから。だから、カジノディーラーさんが揃えたカードは、AとKで、11足す10で最初から21が完成している、これをブラックジャックといって、勝ちのカードなんじゃ」

 

 聳え立つ500万ドルのチップの山と周りのレイアウトの人達のチップが、カジノディーラーに集まって行く。


 辺りの静寂の中で、カジノディーラーがほんのちょっと、心配そうな顔を俺に向けた。


「まだ、勝負は着いていないぜ!!」


 レイアウトが盛り上がり、冷めたテーブルが一斉に熱くなった。


 俺はそこで、また500万ドルチップを賭けることにした。


「いかーん! 最後の勝負には熱くなってはいけないんじゃ!」


 黒木じいちゃんが叫んだ。

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