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インクレディブル・ラッキー・HEAVEN  作者: 主道 学


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ラスベガス

 幾らか使ったが、あぶく銭である当選金10憶円を渡してしまった帰りのバスターミナルで、走って来た地元のボランティアの一人に俺たちは呼び止められた。


「なんてことしてくれたんだ?! あんた神の御使いかい? あ、でもなあ。きっと、大聖堂の一年間の維持管理費用は普通の大金でも支払えんだろう」


 なんでも、ボランティアの言うには、貰った大金でも全然お金が足りないだろうとのこと。大聖堂は、一年間の維持管理費用が12憶円もするんだってさ。


「……当選金全額でも……二億円足りねえ……」

「二億円足りない?! って、あんた宝くじの当選金全部あげちゃったの? やるわねえ」

「ふむふむ。相田さんよ。お主に良いことを教えてやろう。宝くじの当選金は非課税ではないぞよ。ちゃんとした所得税30%がかかるんじゃ」

「うーん……と、それだと、5憶円も足りないっていうのかよ……どうすっかな? そんな大金……」

「ねえ、こんな時こそギャンブルじゃないの? 元々、一攫千金狙いができるんだから」

「アホー! 逆に破産しちまうがなー!」

「ラ・ス・ベ・ガ・ス……か」

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