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1章1部 あらすじ 

※第1部の振り返りです。

既読の方は復習に、まだの方は内容把握としてご覧ください。

神無月高校1年の九条璃乃(くじょうりの)は——

『みんなを幸せにする魔法使い』に憧れていた。


入学から2週間、学校では正体不明の奇病が蔓延し、親友の琴宮明日香も倒れる。

璃乃自身も倒れ高熱の夜。

夢の中で知らない青年から「君は魔法使いを信じるか」と問われた璃乃は「信じてます!」と答える。


目覚めると“怪物”に襲われ、月明かりの少年に救われる——が、彼女の記憶は怪物→強盗へと改竄されていた。


やがて記憶の矛盾(記憶改変)に気づいた璃乃は少年を追い、明日香の苦しみが錬金術師の結界によるものだと知る。


二人は夜の病院へ潜入。

恐怖に震えながらも、璃乃は少年の“復讐だけで生きてきた”過去に触れる。

何も知らない璃乃は「君が私の夢を叶えて」と我儘を言う。

その言葉が少年の凍てついた心をわずかに溶かした。


結界の根を断った直後、黒衣の錬金術師が襲来。

屋上で放たれた錬金術はフェンスを編み、鋼の大蛇を生む。

少年は素早いな動きで、璃乃はたった一本の7番アイアンを槍に見立ててなんとか食い止める。


二人は「屋上の外に出せば動けない」と看破。

追い詰めるも、錬金術師は自身を蛇と融合し、最後の突進。

璃乃は空へ跳び、少年の刀を受け取り、露出したコアを一撃で破砕。

大蛇は粒子となって消え、夜が明ける。


「俺は暁瑞穂(あかつきみずほ)だ」「私は九条璃乃」

——握手とともに、復讐だけだった少年に“明日のための未来”が芽生える。明日香は救われた。

しかし記憶改変と錬金術師の影は謎として街に残る。


九条璃乃の魔法使いとして第一歩が始まる。


第2部『野犬事件編』へ——

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