47.明るい外で、久方振りの覚醒を
更新遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
パッ、と目の前が明るくなる。
視線の先にはリオンさんがいた。
「……ぁれ、リオンさん?」
と、リオンさんはこちらを向く。
「……っ! ハルカさん!?」
あー、心配かけちゃってた、っぽいかな。
「えと、心配かけてごめんなさい?」
「目を、覚まされたの、ですか」
「? はい、そうですけど……」
なんだろ。
私が気絶をしただけではないような、ただならない雰囲気を感じるんだけど……。
「本当の、本当に、目を覚まされたのですね?」
「ですから、そうですって」
……あれ?
体が動かない。
てか私、座った状態で固定されてません……?
「……よか、った。本当に、良かっ、た」
しかもリオンさん、泣き出しそうに顔を歪めているし。
……なんだ?
私が気絶している間に、なにが起こったんだ……?
「もう、目覚めないかと、思いました。あの日、問題を解かれて、いきなり倒れられて。いくら揺さぶっても、どれほど声をかけても、一向に貴女は瞼を開かなかった。だから、もう、二度と、起きないのではないか、と……」
あー、うん。
とりま、私が気絶してたことは確からしい。
「落ち着いて、ください」
私の方が叫び狂いたい気分だよ。
なぜ起きたら体が縛られてんだ?
なぜ私は、気絶した村長さんの家じゃなくて外にいるんだ?
とまあ、疑問は尽きない。
それでも落ち着いてるのは、やっぱマグマに落とされたときの衝撃がヤバかったからかな?
3回目にしてようやく、そのことを思い出しても気がおかしくならなかった。
裏を返せば、そんだけヤバかった、ということだよね。
「……っああ、済みません。久方振りに貴女の声をお聞きしたため、気分が高揚してしまいました」
はぁ、なるほ……、久方振りに?
や、待って。
どういうこと、だろ。
久しぶりに、それも気分が高まっちゃうくらいのって。
そんなに時間、経ってたりするのか、な……?
「……どれくらいの間気絶してたんですか、私」
わかんないことは聞いてみよう。
まー、いってもそんなには経ってないと思うけど。
体は縛られていること以外には違和感がなく、ちゃんと動きそうだし。
あんまりにも長い時間が、それこそ一年二年も過ぎていたら、筋肉が落ちてまともに動かせないよね。そういう話は聞いたことある。
私が考え事をしていると、リオンさんはためらいを振りほどくかのように唇を動かした。
なんでためらっているのかは、わかんな――
「……おおよそ二年の間、です」
――ぅうん?
「にね、ん……?」
にねん、に年、二年。
……………………………………………………。
「――――っえええッ!!!??」
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また、最近連載を始めた、
『悪役令嬢が、○○になってはいけませんの――?」
も良ければお読みください。
ジャンルはハイファンタジーとなっております。
今後とも、よろしくお願いしますm(_ _)m
(物語が明後日の方向へ進んでいく……)




