何かに取り憑かれている
僕達の前にデーブルとノウスが‥‥‥
そしてデーブルはノウスに指示をだす。
「あいつらに空気砲をお見舞いしろ!」と。
「‥‥い‥‥や‥い‥‥や‥‥いや‥‥」
拒むノウスにデーブルは
「何している!早くしろ!」
憤るデーブルにノウスはまだ拒みます。
「‥‥い‥や‥‥いや‥」と。
それはまるでノウスに強制的‥‥いや‥‥デーブルの動きも何かが変に気づいた僕は、
「アルベル、ノウスは‥‥うん、見ても分かる通り何か強制的て感じなんだけど‥‥デーブルは何か変じゃないかな?」
「変?デーブルがか?」
そうなんですよ。デーブルの言動と行動が何か微妙に合わないて言うか、違和感があるんですよ。それはまるで‥‥‥まるで‥何かに操られてるか‥‥‥。
「操られている?あのデーブルが、ですか?」
チィーユが首を傾げて言います。
で、僕が何故?て聞くと、
「デーブルはノウスと契約した事でスキル【ブラック テンション】が使えるようになりましたから」
「それには私も同意だ」
アルベルも横で頷きます。
【ブラック テンション】とはその場にいる人を操るスキル。いくら他の人を操るスキルを持っていても、この【ブラック テンション】を持っている人のがスキル的に優位だと。
「だからデーブルを操る事は無い。だったら何かに取り憑かれているって事ですか?」
僕が言うとアルベルは急に顔色を変えて
「光、今なんて言った?」
「えっ?何かに取り憑かれて、て」
アルベルは少し考えて‥‥‥
「まさかあ!あいつ‥‥チィーユ!」
「ええ!考えられるわ!」
あの〜う、いったい何が如何なって?て、ミリア姫?
僕の左腕にいつの間にかしっかりと抱きついてますよ。
で、ですね
「先程からアルベルと話してばかり。私の事を‥その‥‥///守ってくれますか?」
「えっ?ええ、当然ですよ。この僕が必ず命に代えても‥‥‥あっ!」
その‥ですね、僕は言うセリフを間違えたあ、と。ここは“必ずお守りします”て言っとけばいいのに“命に代えても”て言ったもんだからミリア姫の目が‥‥目が‥♡♡♡♡ですよおおおおおお。
「あ‥あ‥あ‥のう、ミリア姫?」
「♡♡♡♡光様♡♡♡、ミ、リ、アですわ」
「えっ?あっ!うん‥‥ミ、ミリア」
「ハイ♡♡♡♡あ♡な♡た♡♡」
僕はですねえ、デーブルの【ブラック テンション】にかかる前に動けなくなりました。
恥ずかしくて動けなくなりましたああああああああああです。
て、言うかミリアさん“あなた”はないですよおおおお〜〜。
「♡あ♡な♡た♡♡♡」
「ハイぃぃぃ!!」
てか、婚約はおろか手すら繋いでないんですよおお!僕はああああああ!
腕は既に組んでますけど‥‥‥。
あっ!ブレイク王は右手の親指立てて“グッ!”としてますよ“グッ!”と。




