表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/191

牢獄を復元

僕にまた備わったスキル【ヒーリング】

確か意味は、癒すとか治療とかだったような


そんな【ヒーリング】がマーの加護で付きました。


で、


「このスキルでブレイク王を治す事はできるの?」


「‥‥‥残念だけどこの【ヒーリング】は体力回復魔法なんだよ。だからブレイク王を治す事は‥‥‥」


少し悔しそうに言うマーはミリア姫達を見ていた。


治す事はできないのかあ。

だいたい治す事が出来たとしても、この牢獄からブレイク王とミリア姫を出さなければ‥‥‥‥


しかし、いったいどうやって牢獄の中に二人を入れたんだ?

牢獄には扉がないのに?


マーもそれが分からないので、牢獄のあっちこっちを叩いたり見たりしています。


で、僕が


「この牢獄、最初から扉がなかったんじゃないのか」


と。


「光、そんなバカな事あるわけ‥‥‥うん?

‥‥‥‥‥もしかして‥‥‥」


何かに気がついたのかマーがいきなり牢獄の地面を掘ります。

すると


「‥‥‥あった!」


「何かあった?」


「うん、光、二人を助ける事が出来るかも」


「えっ!」




◇◇◇◇




「デーブル!なにしにここに来た!」


アルベルはデーブルに向かって吠えます。がデーブルはまたもニタニタとした顔で、


「アルベル様、先程言ったとうりです。

あなたの故郷、北の街『ホクトリア』に食料や医療品を送りましたと言いにきたのですが」


「だったら誰かに伝言しておけばいいだろう!」


チィーユがデーブルを睨みつけて怒鳴ります。


「そんなに怒らないでくださいよ。ノウスもあなたの事が気に入っているのですから」


そうデーブルは言うが、ノウスは無言のまま立っている。


「だまれ!」


怒りながら言うチィーユにアルベルは手を出しチィーユを静止させると、


「デーブル、今はごらのとうりだ!お前の話しは上に戻ってから聞く」


「そいですか?‥‥‥そうですね、では終わりましたらまた上で」


デーブルはそう言うとニタニタとした顔でアルベルに頭を下げると来た階段を登って行った。




◇◇◇◇




「マー!ブレイク王とミリア姫を助ける事が出来るって本当か?」


僕はマーに聞くとマーは小さな手で僕を招いてます


「光、ここを見て、ここを!」


「ここを、て、‥‥‥あっ!」


僕は見たものは牢獄の一部が地面の砂と同化しているのを。

マー曰く、

この牢獄はブレイク王とミリア姫を中に配置した後牢獄を作ったと。


しかしどうやって二人を助けるんだ?


「光のスキル、リペアを使えば」


マーが僕に言いますが、リペアで本当に助ける事ができるのか?

そもそもリペアは直すとか復元するて、意味だぞ‥‥‥‥

うん?復元?‥‥‥て、まさか!


「そう、この牢獄を復元、つまり砂に戻せばいいんだよ」


「けど、リペアでそんなことできるの?」


「だったら光、今までリペアを使った時どう頭の中でイメージしたの。多分、直したいて、イメージをしたんじゃない」


マー‥‥‥確かにマーの言う通りだ。僕はリペアを使った時、頭の中で直したいイメージで使用した。


「つまり、この砂をイメージしてリペアを使えばいいってこと?」


「うん、そう言うことだね」


マーがうんうんと頷いてますよ。


だったら善は急げだ!


僕は牢獄に手を出し触ると叫んだ


「リペアアアアアアア!!!!」


と。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ