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春 夏 秋 冬 ーこころー

作者: 雨桜音
掲載日:2017/02/09

君と出会った春


君と遊んだ夏


君と別離した秋


君のいない冬


そしてまた春が来て


それでも、君が忘れられなくて


寂しさにうちひしがれる


君を思い出にしたくなくて


それでも、時間は無情に過ぎて


また、新しい夏が始まる。


君と遊んだ場所を巡る


夏は秋に犯されて


あっという間に君と別れた、あの季節だ。


虚しさが僕を満たす


それでも歩みは止められなくて


無意識に君を探しているみたいだ。


僕の心を表すように


秋は冬に飲み込まれた。


静寂が世界に満ちている。


このまま僕も消えてしまえたら、


いなくなってしまえたなら


どれほど楽になれるのだろう。


けれど世界は、優しくなくて


そんなこと、許してもらえない


ほら、また、春が蘇った。


満開の桜


そんなものにさえ、君の面影を探してる


知っていたよ、気づいていた


君がもう存在しないことも。


君が僕のなかにしか存在しなかったことも。


ありがとう、今までありがとう。


僕を支えてくれて


でも、もう大丈夫。


現実と向きあって、優しくない世界を許容して


すべてに抗いながら


僕は、ひとりで生きていくから


ありがとう。


僕のもうひとつのこころ

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