ようこそ、我が学園へ
「全員動くな!」
その声は低く大きく空港に鳴り響いた。
「銃を下におけ。」
「誰ですの!?私たちの戦いを邪魔しないでくださ、、、。」
その瞬間、ベーッリッグの被っていた帽子が吹き飛ぶ。
「ありゃりゃ、凄い射撃力。こいつは強いわ。」
「ルド、あれって、、、。」
「違いねぇ。」
そこにいたのは紛れもなく赤丸を背負う日本軍がいた。
「あなた!私が誰だかわかってますの!?」
「ドイツ軍第3チルドレン部隊隊長、ベーッリッグと記憶している。」
「わかっているなら手を出さないでもらえます!?」
「ドイツ軍は日本で好き勝手やっていいと言っているのですか?そうなら戦争ですよ。ねぇ、アメリカ軍第1部隊隊長カリアさん。」
「身元までバレてる。これは本格的だぞ。」
「あなたもです。ルド副隊長。」
「あなた、力凹打檜かな。日本軍はもう実戦をしてるんだ。進んでるね。」
「はい。これは日本の名誉に関わることですから。ドイツ軍の皆さん、いまならまだ間に合います。お引き取りを。」
「何を言っているのですか!?我々ドイツ軍も日本に呼ばれて来たのですよ!」
「な、なんだってー!?」
「ルド、うるさい。」
「ならなぜ日本でアメリカと戦争を?」
「ドイツ軍とアメリカ軍、この二つの手を借りるということは、するのでしょ?なら、仕切る軍が必要のはずです。それを決めたかっただけですわ。」
「ふーん。へーん。はーーん。」
「ルド!」
「分かりました。二人とも来て下さい。我が学園、大日本学園に。」
軍事用のヘリコプターはとても静かで、快適だった。
ただ、問題があるとすれば。
「うおっ!すっげ!なんだよあの塔!中には中入れんの!?」
「あれは電波塔です。634メートルあります。」
「634メートル!?高っ!?もう人工衛星飛んでないのに、なに受信するの!?」
「日本のシンボルみたいなもので、もう機能はしていません。」
「うお!?あっちの赤いのは!?」
「ルド!うるさい!怒るよ!」
「けどよカリア!見ろよこれ!足の踏み場も無いくらい家があるぜ!」
「足の踏み場って。」
「こっから見たらそうじゃん!」
「そうだけど。」
「日本は小さいのに技術と人でごった返してますものね。本当にスマートじゃないですこと。」
「ベーッリッグさん、気に入らないならどうぞ消えてもらって構いません。」
「銃口がこちらを向いていませんわ。」
「殺しますよ?」
「やれるなら。」
「ちょっと二人とも喧嘩はしないで。」
「うおー!なんだあれ!ドームか!ドームなのか!」
「ルド!黙って!」
「だいたいドイツは昔からスマートではないだろうが!」
「私たちのチルドレン部隊はスマートだと言っているのです。」
「我々がスマートではないと!?」
「檜さん、落ち着こ?ベーッリッグさんも。ね?」
「日本は本当にずる賢くてお猿さんみたいですわよね!」
「貴様!もう許せん!パイロット、着陸しろ!ドームで決闘だ!」
「ドームいくの!?まさかのドームいく系!!?やっほぅ!」
「出ましたわ。日本の古めかし一対一みたいな戦い方。これだから戦争に負けたのですわ。」
「なんなら3、4と起こしてやろうか?」
「いいかげんに、しろー!!!」
豆知識、カリアはキレると誰も止められない。まして近接格闘が得意ときた。これは完全に終わりだ。
あ、ちなみにこれ俺ね。ルドね。
「か、カリアさん、これはさすがに痛いです。」
「うるさいわね。なんなら息もしない程度に静かにしますか?」
「ごめんなさい。」
「んん~!!んーっ!!んんーっ!」
「こっちはテープを貼ってもうるさいわね。」
三人を壁にナイフで固定した後に、まだうるさいベーッリッグにもう一本ナイフを投げつける。
ナイフは一直線に腹部まで飛んでいく。
そして服を少しだけかすめた後、付けていたワイヤーに引っ張られて私の手に戻ってくる。
「やっと静かになった。」
これで寝れる。
その日、ヘリコプターの中でカリアは安眠できたとさ。
あ、これ俺ね。ルドだよ!
王道ってなんでしたっけ?
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。




