初めての日本
白い町が燃えていく。
「お姉ちゃん、私たちどうなるの?」
雪の降り注ぐ中、私は妹を安心させてあげたかった。
「大丈夫だよ。お姉ちゃんが守るから。」
「うん。」
そう言って妹は私の膝に頭をおき、眠りについた。
朝起きるとお姉ちゃんはいなくなっていて、代わりにあったのは黒く焦げたレンガだけだった。
「お姉ちゃん?どこ?」
町は静けさを取り戻し、白かった町から一変、黒い町になった。
昨日、何が起きたのか分からないけど、それでも何かが起きたことには違いなかった。
「子供を発見、確保する。」
「!?」
「おいで、怖くないよ。さあ、安全な所にいこう。」
「誰?い、いや。私、お姉ちゃんのこと待ってる。」
「お姉ちゃんも必ず助ける。信じてくれ。」
その人は優しい眼差しをしていました。
「ほんとうに?」
「この名に、エドワード.レイブンに誓って。」
その瞬間だった、遠くの方から大きな音が聞こえた。
そしてその音はだんだんと近づいてくるのが爆発する場所でわかった。
爆発はだんだんとこっちに向かってくる。
「早くくるんだ!」
私はその人に飛び付いた。
「いい子だ。こちらエドワード、子供を保護した。これより帰還する。」
お姉ちゃん、どこ?
数年後、白い町の一件から子供狩りと言うのが起こるようになった。
理由は簡単、子供を奪うことで自分の国は安定し、相手国は人が減り、戦力が減るからだ。
そこで起こり始めたのが子供の、子供のための、子供による戦争だった。
私はまだ子供狩りが行われていない国に派遣された。
「日本か、まだ名前しか知らない国だけど、まあなんとかなるよね。」
「そうそう、なんとかなるって。だいたい、あいつらはなんで子供狩りされてねぇんだよ。」
「戦争しない国だからだよ。それくらい分かりなさい、ルド。」
「へいへい。」
私の相棒で、あのとき一緒に助けられた少年、ルド。
助けてくれたのは同盟国の子供達だった。
「なあカリア、俺らどこにいくの?」
「ん?ルド聞いてないの?」
「いや、忘れた。」
「はぁ。ヒント、日本のチルドレン達が集まるところ。」
「わかった!ハロウィーンだ!」
「それはイベント。ヒント、勉強する。」
「んー?会社?」
「そこにいる子供は人生を謳歌したほうがいいわね。学校よ。」
「学校?日本の?なんでわざわざ。」
「日本は戦争しないけど自分たちの国は守りたいのよ。だから自分の国の子供を私たち『インビジブルフューチャーチルドレン(未来の見えない子供達)』みたいにしようとしてるの。私たちがいくのはその教育学校。」
「へぇ、なんかめんどくさいな。」
「あんた残ってればよかったじゅん。私は一人で充分だし。」
「やだよー。俺はルドだよ?カリアといなきゃ死んじゃうよ。」
「意味わかんない。ほら、もう少しで日本につくわよ。」
連載するのはいいのですが、すぐに飽きてしまう性分で、これも完結するか分かりません。
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。




