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読了時間:約1分(200文字)

ハツコイ 【二百文字小説】

作者: 維川 千四号



 心臓がドキドキする。

 じんわりと掌に汗が浮かび、指先もかすかに震える。

 喜びと怖さ、興奮と緊張。それらを全て混ぜ合わせた感情。

 こんな気持ち、生まれて初めてだ。

 だけどそれを、誰かに知られるわけにはいかない。特に、意地悪な彼には。

 だから私は、必死に平然を装う。

 順番が回ってきた。ちらりと手元に視線を落とす。


 一萬、九萬、一筒、九筒、一索、九索、東、東、南、西、北、白、中。


 そして私は、心の中で叫んだ。


 發、来い!




 ……。

 ……うん。とりあえずタイトル詐欺、ゴメンチャイ。


 多分、麻雀やる人しか分からないと思うネタ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ハツコイは勝利の味。 [一言] 国士無双とは恐れ入りましたm(_ _)m そりゃあ動悸も速くなりますわな(笑)
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