【歌詞】一歩ずつ — レオンのラップ
皆様、こんにちは。
本作は『ブラックエンジェル』の世界観を凝縮した、一話完結の「読み切り短編」です。
復活祭という特別な日を舞台に、主人公レオンの精神的な葛藤と、宇宙規模の救済の物語を描いています。本編の壮大な物語への入り口として、あるいは独立した物語として楽しんでいただける内容になっています。
異星の力と信仰が交差する、一夜限りのエピソードをどうぞお楽しみください。
「力ですべてを解決できる」と人は言う。
だが、その後に残る虚しさについては誰も語らない。
私は天使が堕ちるのを見た。
王たちが滅びるのを見た。
それでも… 天は「赦し」を選んだのだ。
血に染まった世界、汚れきった冠
正当化された戦争、歪められた真実
「支配される前に、先に撃て」と奴らは言う
だがその結末は、いつも悲劇で終わる
科学が進化し、恐怖も共に増大する
我らに触れる者は先に殺せ、それが祈りか?
違う、その言葉は天からは届かない
それは地獄が罪人の口を借りて叫んでいるだけだ
「レオン、なぜ殺さない?」と問われた
憎しみは報復を呼び、計算は決して合わないからだ
魂を失って勝つなら、それは敗北と同じ
キリストが十字架で死んだのは、そんなためじゃない (メロディアスに)
一歩ずつ、踏みしめていく
憎しみに抗い、私は立ち続ける
腕力に頼るのではない
主が流した、その信仰の血によって
たとえ世界が戦争を望もうとも
私の国はここにはないが
この地で、私は戦い抜く
(激しく)
「一人に触れれば、地獄すべてを敵に回す」
堕天した看守が、私の耳元で囁いた
精神を侵食し、使命を奪おうとするが
私の心は、至高の者の刻印で閉ざされている
黒い翼、五つの尾、内に眠る怪物が暴れようとも
信仰が語る時、影は消え去るのだ
[BRIDGE] (感情を込めて)
「父よ、彼らを赦したまえ…」
怒りが込み上げるたび、この言葉が私を武装解除する
愛することを選んだ私を、奴らは弱者と呼ぶが
殴られるために前に出る臆病者など、どこにいる?
世界が血を求めるなら、私を打て
それこそが、主が私のために成したことだ
最後まで読んでいただき、心より感謝申し上げます。
この読み切り(ワンショット)では、力による支配の虚しさと、レオンが選んだ「赦し」という真の強さを表現しました。一話完結という形ですが、ここから始まる壮大な『ブラックエンジェル』の物語の一部でもあります。
もしレオンの戦いや、この世界観に興味を持っていただけましたら、ぜひ本編やキャラクター設定資料集も覗いてみてください。
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