いろいろな幸せのカタチ☆
おかげさまで、5日ぶりにパソコンの前に座ることができています(涙)。ありがたい(涙)。元気がなくて、ずううっとベッドで寝ていました(涙)。
今回の貧血は本当にヤバかったです! いつもなら40度の熱でもモリモリご飯を食べるわたしが、ご飯を食べられない! お風呂なんて完全にムリです! 何もする元気がなくて、昏々と眠り続けていました。優しい彼氏さんは滋賀にいなくて遠い出先から心配して電話をくださったのですけれど、話す元気はない。誰とも話さず孤独を極めておりました。
そんな中「こういう時こそ、記録に残しておいたほうがイイと思う!」ミョ~な使命感からエッセイだけは書き続けていました。同じ困りごとを感じている方がいるはずとネットを探してみたのですけれど、ぜんぜん見つからないのです。考えてみれば生理だけでもしんどいのに、薬の副作用もひどいし、一人暮らしのわたしと違って日々の生活があるでしょうから、記録に残す余裕はないと思う。それならオレが記録に残すぜ! そう思ってベッドの上でスマホを使ってポチポチと書きました。
どこかの誰かに届くといいなぁ……そう思いながらエッセイをアップしたら、たくさんのご感想をいただきました! どこかの誰かどころか、普段からなろうでお付き合いしている仲間の方たちが同じように苦しんでいた! こんなに近くに、こんなにたくさん! 予想外の多さにビックリです! たくさんのご感想やDMをありがとうございました! 誰かを励ますつもりが、逆に励ましていただきました!!
本当に生理に関する話題は、オープンにしていったほうが良いと思います。生理でどういう風に困っていて、どんなアシストがあれば助かるかをみんなで共有できれば、生きてゆくのが少し楽になるはず。そして生理に限らず「男性の役割を求められて辛い」とか「症例の少ない病気でしんどい」とか、一般的な共感を得にくい困りごとも「よくわからんけど、大変なんやなぁ!」みんなが想像力を働かせて共感できるようになれば、当事者の方は少し楽になると思います。
ここ数日は、お風呂に入った自分を盛大に誉めております(苦笑)。オレ、えらい! よく頑張った!
普段ならお風呂に入るのなんて当たり前のことですけれど、その当たり前ができなかった。人としてのクオリティだだ下がりで、食事も入浴もお洗濯もできませんでした(苦笑)。でもご飯を食べられるようになったわたしは偉いし、お風呂に入ったわたしも偉い! お洗濯を頑張ったわたしも偉い! すごいぞ、オレ!
また一つずつ、当たり前を取り戻していこうと思います。差し当たっては、明日またバイトへ……行けるか……どうか……。こればっかりは、やってみないとわかりません。無事にできますように……!!
そしてものすごく期待していることがあります! 長いあいだ深刻な貧血に気付かず、血の質が落ちているそうです! お医者さまに断言されましたから、間違いありません! 血のクオリティがだだ下がりした結果、食事もお風呂もムリという人としてのクオリティもだだ下がりしていた! そんなわたしが治療で血の質を上げたら、人としての質も上がるんじゃなかろうか!? その結果、創作活動の質もだだ上がり↑↑するんじゃなかろうか!? 新しい境地のお話が書けるようになるのでは!? なんせ貧血で脳へ血が巡っていない状態をフツーだと思っていたので、正常な状態を知らないのです! もしも正常になったらどうなるんだ!? めっちゃ楽しみです♪♪
4日間ずっと寝込んでいて当初は食事もムリでしたけれど、なにか食べないといけない。フラフラしながら野菜を切って、大量のナベ料理を作りました。それを機械的に食べて、薬をのむ。ずううううっと同じ物を食べました。あきあきしても、他の料理を作る元気はない。ただ黙々とナベ料理を食べて薬をのんでいました。その生活が4日間……。朝も昼も夜もずううううっとナベ…………。
彼氏さんが遠くから帰ってきて、お見舞いに来てくれました! お願いです! 餃子の王将が食べたいんです! 貧血のせいか身体がレバニラを欲している! あと餃子も! それからラーメンも!!
彼氏:ダメです! マチちゃんは寝ててください! すぐにご飯を作りますから!
そして出来上がったのは、ナベ料理でした………………………………(涙)。ここでゼイタク言うたらアカンのですが、ナベだけは……ナベだけは………………(涙)。やっぱ健康が一番ですよ! 健康なら自力で餃子の王将へ行けますから!! でも彼氏さん、ありがとう! 他の食材もたくさん買ってきてくださって、本当に助かりました!!
寝込んでいる間、ずうっと考えていたコトがありまして……。二度目の離婚をした直後に、顔見知りの60代くらいのオバサンと話したコトです。このオバサン、どこのどなただったか、どうしても思い出せない。これといって特徴のないフツーのオバサンだったのでしょう。このフツーのオバサン、わたしが離婚したと知らずにご主人のグチを延々とわたしに話してきました。言葉づかいが乱暴、気がきかない、家事をしない……グチは延々と続きます。しょーもない夫と別れたい、一人で気楽に暮らしたい、夫が死ねばいいのに……。あまりにもグチが長いので、思わず言ってしまいました。
ソウ:そんなにイヤなら、離婚したらどうですか?
オバ:離婚したいけど、そんなに簡単にできひん。
ソウ:簡単ですよ。わたし、最近、2回目の離婚したばかりですから♪
オバ:え!?
ソウ:こちらが離婚を申し出て、あちらが承諾すれば離婚は成立します。
オバサンはわたしが既婚者だと思って、グチを言っていたようです。同じ立場の既婚者なら「わかる、わかる」と理解してくれると考えてグチグチ言っていた。ところが既婚者ではなく離婚したばかりだった!
オバサンは急にソワソワしはじめました。
オバ:そんなこと言っても……離婚なんて……。
そのお気持ちはわかります。わたしも軽く言っていますけれど、離婚に至るまではものすごい紆余曲折や葛藤があります。簡単にできるもんじゃないのは、2回もやらかしたわたしが一番よくわかっている!!
ソウ:いろいろと大変でしょうけれど、離婚しないってことはご主人にイイトコロもあるのでしょう?
オバ:良いところなんて、一つもあらへん!
ソウ:それならどうして離婚しないのですか?
オバ:…………病気したら、困るやんか。
ソウ:え?
オバ:わたしが病気したら、看病する人がいないと困る。
ソウ:え? 何か持病をお持ちなのですか?
オバ:ないで。健康や。
ソウ:いつかするかわからない病気のために、離婚しないと?
オバ:そうや! 一人で病気になるのは、かなん! だからクズみたいな夫でも一緒におるんや!!
この会話をずうっと思い出して考えていたのです。いま寝込んでいるわたしの横に、クズみたいな夫がいたとしたら、夫がいてくれて良かったと思えるのだろうか?????? ないな。1ミリたりとも良かったなんて思わんな。横でグズグズ「俺の飯はどうするんや?」とか「俺の靴下はどこにあるんや?」とか「貧血なんて贅沢病や。気合で起きたら、なんともあらへん」とか言われたら、発狂するな……。何なら最後の力を振り絞って、クズ夫を排除(排除する方法はご想像におまかせします)するな……。
心配してアレコレ必要な物を買ってきてくれて、ご飯を作って下さる100点満点の彼氏さんでさえ、電話で話す元気もなかったのに、何もできないクズ夫が横に張り付いているのはムリやな……。
ベッドの中でウトウトしながら「世の中にはいろいろな人がいるもんだ……。わたしには理解できない幸せがあるんだ……」そう思いました。
世の中には、いろいろな幸せのカタチがあると思います♪ できれば皆さんに幸せになってほしい。そしてわたしも幸せになりたい! とりあえず、明日からの4日連続バイトを無事に終えたい! それが無事に終えたらかなり幸せです! 皆さまの幸せも、実現しますように!! そして私の幸せも実現しますように!!