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哀の掃除人   作者: まめぞう
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ネットは炎上させとくから、心置きなくいちゃつきやがれ

いつからだろう。アイドルになりたいと志したのは。何年も何年も努力して、し続けて、ようやくアイドルになれた。そんなはずだったのに。


「どうして解散なんですか!?」

「まあ、熱愛がバレちゃったらしょうがないでしょ」

「でもそれってマネージャーとサヤのせいですよね。私たちには関係ないじゃないですか!!」

マヒルが怒ってる。こんなおっきい声出してるの見るの初めてかも。まあ、無理もないよね。真剣にアイドルに向き合ってきたのに、自分じゃない人の、しかもアイドルの御法度をやぶったことで解散だなんて。

「アンもなんかいってよ!」

起きてしまったことは仕方ないし、捨て台詞なんて吐いてもなんともなんないけど、

「おう、お前らくたばっとけ。ネットは私たちが賑やかにしといてやるからよ」

こうしてアイドルのアンは仕事を失い、今村(いまむら) (あんず)としての人生が再びスタートするのであった。

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