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人工知能達と行く宇宙傭兵生活   作者: フタバ
聖騎士と従者と
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待たせたなァ……!!

 高次元航行を開始して早2週間、そろそろ高次元空間を脱出して通常次元に戻る時がやって来た。あんまりにも暇だったもんでね、色々やる事はやってましたよ。

 ファクトリーでマーリンとあれやこれやと改修中の機体に追加で設計したり、白兵戦用の強化外骨格を作ってみたり、後はアヴァロンの大浴場を使って贅沢なひと時をすごしたり……モルガンにお世話になったり……と、言う訳で手持ち無沙汰ということはあまりありませんでした!!いい事だね、本当にそう思う。


 改修した機体は今の所払い下げる予定は無いよ、明らかにこの世界のAMRSに対してオーバースペックだしどっかに譲ったらバラして技術吸収されて大戦争になること間違いなしだからな。なのであの機体はアヴァロン保有のパイロット無しで保管する、今の所ギャラハッドが動けない時用の俺の予備機って扱いかな。この先アヴァロンにパイロットが増える事があるならそいつに渡してやってもいいけどさ。


『マスター、まもなく通常次元に帰還致します。なお、通常次元帰還地点にて何やら問題が発生している可能性があります。』

「問題ぃ?何が起きてるか分かるか?」

『YESマスター、海賊艦が民間の旅客船を拿捕、身代金の要求などを行っているかと思われます。現在アヴァロンは高次元航行中ですので細かな詳細は把握出来ません、申し訳ございません。』

「いいさ、それだけ分かれば十分。よく見つけたな。」

『ありがとうございます。』

「んじゃ、通常次元に戻って状況確認後乗り込むかな?」

『YESマスター、では通常次元に帰還します。』


 僅かに揺れを感じて通常次元に帰還した事を理解する、問題は海賊共がAMRSを展開しているかだが……


『マスター、報告致します。海賊艦にAMRSは感知出来ず、恐らく拿捕用の高速艇でしょう。鎮圧の際は内部潜入になるかと思われます、いかが致しますか?』

「よし、艦内に侵入し海賊を鎮圧する。アヴァロンは対象に接艦してブリーチング後待機だ。」

『YESマスター、行動を開始します。』


 アヴァロンが拿捕された船に接触、ブリーチングブリッジを伸ばして穴を開けたらいざ侵入だぜ!!

 一応俺の後ろにはヴィヴィアンとグィネヴィアが着いてきてる、ヴィヴィアンは俺のサポートと艦内システムの制圧として、グィネヴィアは負傷者の救護要員として連れてきた。

 見た目で侮ってくれると楽になるんだがなぁ……


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 スチャッと静かに潜入に成功した俺はもちろんあれを言う……「待たせたな!!」『マスター、人質の救助に向かってください、性急に』「あっはい」くそう、モルガンには通じないネタというのか……悔しい……。


『パパ、私は要救助者の位置に移動を開始します。ヴィヴィアンはパパについて行くのでしたよね?』

「あぁ、そうする予定だ。でも一応そこまでは同じ道を辿る予定だから気にしなくてもいい、人質はまとめて収容しているみたいだからそこまで難しくも無いだろ。」

『分かりました、ではその様に。私も今の装備だと少し心もとありませんでしたから。』

『パパ〜、人質見つけたら防衛は私に任せてね。』

「2人とも頼りにしているぞ!!」

『『はい!!』』


 前に作成したライフルを外骨格にマウントして一気に駆け出す、ヴィヴィアンとグィネヴィアもピッタリ後ろにくっついてきてくれる。迷子になることもなさそうだ、勿論迷子になる前に2人には俺の付けている外骨格のビーコンを認識させているからそんなことは無いのだが。


 既に侵入している事はバレているので侵入口に海賊共が向かって来ていた、駆け出してすぐの通路の交点で鉢合わせた訳だ。

 向こうも俺の外見にびっくりしたのだろう「うぉ!?」っと声を上げて怯んでくれたので、俺はそのまま顔に飛び膝蹴りをかましてやった。

 走った威力もほとんど落ちないままかました事もあり顔面がそのまま凹んで「ぷぺっ!?」っと変な声を上げて吹き飛んで行った。

 そのまま動かなくなったので恐らく即死だったんだろう、下手に生命を残した方があれは悲惨だな。その後ろに4人位居たのでライフルをマウントから外し一気に発砲した、後ろには医療器具を抱えたヴィヴィアンが居るので破損させない為にも俺が壁になる必要がある。

 ヴィヴィアンも俺を壁にして半身を出して発砲するのであっさり方が着いた、うーん優秀!!


「よし、じゃんじゃん片付けて行っちゃおう。」

『『はーい!!』』


 ……遠足感が出てきたぞ?いや、銃声が鳴り響き血が飛ぶ戦場で何言ってんだって話なんだけども実際そうにしか見えんのだよこれが。解せぬ……。


 人質の収容場所は侵入口が船の正面から見て左側に対して右側、船自体の大きさは全長が500m位しかないのでそんなに距離は無いだろう。……アヴァロンデカすぎじゃね?


 んで、ヴィヴィアンが侵入した時に船の監視システムに侵入してたみたいでモルガンがちょくちょく報告をくれているわけだな。

 現状人質の収容場所には海賊は居ない、ただ出入りは出来ないように6人ほどで出入口を塞いでいるみたいだ。

 ブリッジに海賊のリーダーを含めた16人と俺を殺ろうって連中が58人らしい。

 ちゃぁんとこいつらの首に賞金がかかってるのは確認済み、小金稼ぎにはもってこいだ。


 先ずは人質解放に向かう、曲がり角でヴィヴィアンとグィネヴィアにストップをかけ、配置を確認する。

 勿論先手必勝を心掛けているからな「行くぞ!!」飛びだしざまにライフルを発砲し海賊2人を倒す、ヴィヴィアンも3人倒したので残る1人はと言うと『邪魔ですよぉ〜』とのほほんとしながらグィネヴィアがHGで倒していた。おっかないことこの上ないな。


 周囲に海賊がよってきていないことを確認して、収容部屋を開ける。中には老若男女勢揃い、着ている物が高級品なので恐らく富裕層とその家族連れが大半なんだろう。


「どーも、俺は傭兵ソラと言います。たまたまこの船が襲われていたところを通り掛かったので救助に訪れました。この後俺は海賊共を蹴散らして船のコントロールを取り戻しに行きますので、負傷者の方がいたら申し出てください、連れのグィネヴィアが治療します。」

『どうも皆様、グィネヴィアと申します。重傷者から治療を開始しますのでどうぞ名乗り出てください。』


 とりあえず第1関門は突破したか、この場はグィネヴィアとヴィヴィアンに任せてさっさとコントロールを取り戻しに行くとしますか。


 ちなみにこの後ブリッジまで到達するのに海賊共を全て倒してブリッジに居たヤツらは顔がベコベコになるまで殴り倒して捕獲、収容部屋に居た如何にもゲスっぽい顔をしたドラ息子にヴィヴィアンが声を掛けられていたが『どう考えてもあなたのところに行く利点がありませんので。』とバッサリ切られたそうだ。んで、キレたそのドラ息子が襲いかかろうとしたところをその父親?が殴り飛ばして謝罪してくれていたらしい。親の見てない所で色々やらかしていたみたいで、今回の件でしばらく外部との接触を禁止するとか。

ヴィ「ギャラハッドの整備が終わらん!!( º言º)」


グィ「パパの匂い……スーハー……(º ⌓º )」


オヴ「主機及び補機の稼働状況問題なし(๑•̀ㅂ•́)و✧」


モゴ「レーダーに感なし!!( •̀ᴗ•́ )و」


マー「パパー、改修した機体の名前どうする〜?( ゜д゜)」

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