第2話 明かされし真実
もう限界を感じてきたので
めちゃくちゃぎみです
昨日も寝つきは悪かった
でも今日はもっと悪い。最悪だ・・・
・・・これからどうしよう
あの話が本当のことなら本気でヤバイ・・・
いったいどうすれば・・・・・・・
「おーい駿。朝だぞー」
そういって、拳が僕を起こしに来る。
何故拳が起こしに来るかって?
まだいってなかったけ?僕は学校の寮に住んでいる。
まあ、この島がこんな位置にあるからしょうがないけどね
しかも寮って言ってもアパートだし・・・
数少ない本土からの学生なんだ。僕はね・・・
「駿おき・・・って起きてんのかよ。返事くらいしろよな」
「・・・ああ。ゴメン・・・」
「眠れなかったのか?どうせ昨日のことだろ?」
「ああ・・・拳はどうおもう?」
「俺が思うにアレはマジのことだと思う。だから、本気で準備をして絶対生き残る。」
!!すごいなあ。やっぱ拳はすげえなあ。僕とは全然違う。
何かに拳がきずいたようだ。時計を確認して・・・
「あ!!そういやそろそろ間を起こしにいく時間なんじゃねえか?」
そういやそうだ、雅も起こしていっしょにどうするか考えよう
ま、どうせいつものアレだろうけどね・・・
───
雅も僕といっしょで本土出身者だ。
だから、一緒にこの寮で住んでいる。
「おおーい雅ー、朝だぞー起きろー」
「・・・・・」
はあ、中まで起こしに行くか・・・
本当に大変なんだから・・・
そして部屋に入る
思ったとうり彼女はぐっすりだ。
さてここからが大変だぞ・・・
「おい、雅おきろ」
「・・・」
「起きろって」
「・・・」
「もお、おきろ雅!!」
「・・・う〜ん。なんなよ〜私が朝弱いって知ってるでしょ〜」
もちろん知ってるさ。だって僕は君と何年一緒にいると思ってるんだ
いやでも分かるさ。
「いいから起きてよ。もう起きないと朝ごはん抜きにするよ」
「もお・・・分かったわよ。起きればいいんでしょ!起きれば・・・」
「そう。準備できたら僕の部屋に来てね。朝ごはんと、用事があるから」
そういって部屋を出る。
さ、朝ご飯の準備だ。急がなくちゃ雅が着ちゃうな。
部屋にて・・・
「おお、起こしてきたか。朝飯は作っといたぞ。」
「ああ、悪いね。ありがとう。ほんとなら僕の仕事なのに」
「気にするな。俺だってこの寮に住んでんだからな。助け合いは当たり前だろ?」
拳もまた本土の出身者なのである。
ちなみに言っておくけど
僕たちが住んでいるのが、この島の一番西側である、第8都市というところである。
この島には大きく分けて8つ都市がある
東西南北2つずつの計8つだ
・・・って今はそんなこと関係ないか
「おおーい来たわよ〜」
雅も来たことだしこの話はここまで。
朝ごはんにしようか。
「いらっしゃい雅。さああがってよ」
「おじゃまするわ」
そういって、さっそく朝ごはんの前に座る
やっとみんなそろったな
「おおー雅来たか」
「おはよう拳」
「っさ、みんなそろったことだし朝ごはん冷めちゃう前に食べようか。」
「ええ、そうしましょう。もうおなかすいておなかすいて大変」
「それじゃ、」
「「「いただきます」」」
ちなみに今日のメニューはトーストに目玉焼き、それにミルク
まあ、簡単に作れるからほとんど毎日こんなもんなんだよね・・・
「はあ、なんか変わったもの作れないの〜?」
「ごめん。でも時間ないし簡単だし、何よりおいしいからいいでしょ?」
「そうだぞ雅。文句いうんやったら自分も手伝え」
「朝起きれたらやってるわよ〜、ホント面倒な体質よね・・・」
・・・なんか朝っぱらから空気が悪くなってる
「まあまあ、いいじゃん。今度暇だったらいろいろ作るからさ。」
「お願いね。楽しみにしてるから。」
こう言われるとやっぱ作りたいって気持ちになるなあ
みんなもそうだろ?好きな子にこういわれてみろ、絶対うれしいぞ!!
「いい雰囲気のとこ悪いけどさあ、時間もねえし一気に食べて今日の本題に移ろうぜ」
「そうだね。じゃ早く食べちゃおう」
───
「ふう、おいしかったわ。ありがとう」
「ご馳走様。うまかったな」
「うんそうだね」
朝ごはんも終わりい雰囲気だった。いつもならこうだけど
今日は違った。それは次の一言で始まる
「ところで話ってなに?」
この一言が、この場の雰囲気を一気に変えた
「そうだな。そろそろ本題に移るか。」
「・・・そうだね」
「間、お前も昨日聞いたよな。昨日の放送」
「ええ聞いたわ。同じ教室に居たんだし当然でしょ」
そういって僕が注いできたお茶を口にする
「どうおもう?」
僕がそういうと
「マジでしょうね、あの声って学園長の声でしょ?あの人が冗談言うわけないじゃない」
「やっぱりな・・・でも準備って言ってもどうするんだ?」
そうこれが本題だ
「とりあえず、食料とこの島の地図、携帯、金、毛布、ライター、
それから・・・・・・・・武器・・・・かな・・」
空気が固まる・・・
「やっぱいるよな・・・武器・・・」
「そうよね・・・殺しあうんだもの、いるわよね・・・」
「でも、思ったんだけどこんなことして本土は何も言ってこないの?」
そういうと拳が
「昨日調べたんだけど、この島は16年前に本土と切り離されている。」
・・・・・・・ハア?
「ドウイウコト?」
「だから、俺たちが生まれた年に本土と切り離されてるから何しようと本土は口出ししてこない」
・・・なんで?
「じゃあ、私たちって外国の高校に来たってこと?」
「まあ、そういうことになるな。」
まじ・・・かよ
じゃあ、
「母さんたちは?」
「外国にいる。しかもこの島唯一の空港と船着場はこの島が抑えている。だから逃げようにも 逃げられない。はは、こりゃあとんでもねえ真実だよな・・・」
この瞬間
僕たちはとんでもない事実を知ってしまった




