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GRIMOIRE ONLINE  作者: 七氏
第一章 静かに過ごしたいβテスト
14/19

職人と新装備

ブックマークが300件突破しましたヾ(●´∇`●)ノ

日刊のPVも順調に増えてます!

伸び方が怖いですけどね!:(´◦ω◦`):


ストックが切れたので次からは不定期になりますが頑張って更新していきます(`・ω・´)ゞ

 依頼の受注の時にちょっと絡まれたものの、その後は他のプレイヤーと関わることもなく平和に過ぎていた。


(全く、お節介というかなんと言うか…。)


 ゲームは楽しめればいい。

 ただし自己責任の範囲に限る。


 これがユウキのゲームに対する心構えだ。

 無闇矢鱈に自分の価値観を押し付けるプレイヤーとは基本的に関わる気はなかった。

 ギルドメンバーの中にも少なからずそう言った考えが通じない相手が居たのも確かだが、ギルドの方針、と言い切ってしまえば強くは言ってこなかったので気が楽だった。


 そう思うと、やはりこのゲームでも他の人が作ったギルドに参加するより自分たちで立ち上げてしまった方が後々楽だろう。


 もっとも、元ギルドメンバーの何人が集まるかは分からないが。


 おっと、思考がズレてしまった。


 アレから日が昇るまで適当に時間をつぶして今はゲーム内では朝の9時だ。

 これから制作依頼を出していた装備を受け取り西門で狼討伐の予定。


 職人街の大通りを歩くプレイヤーの数も増えてきた。

 多分ドロップアイテムで装備の依頼を出してる人がほかにも居るんだろう。

 森の方の依頼は軒並み受注済だったし、多分そっち方面の素材だと思うが、何が手に入るかはまだ知らない。


 あとで掲示板で確認してみよう。

 取り敢えず皮製品の受け取りに行く。

 皮職人のおじさんは髪とヒゲに白髪の混じったナイスミドルだ。

 欧州の食文化だと日本から見ると太った人が多い印象が強いけど、職人は筋肉質な人が多い。


 まぁ、機械がないから手作業で作るとカロリーの消費も大きいだろうし、力仕事も多いので当然だろう。

 ちなみに、GO(GRIMOIRE ONLINE)の中にもお酒はあるし、現実と同じように酔えるので酒場は結構人気だったりする。


 ゲーム内なら二日酔いにはならないし、現実では下戸の人でも結構飲めるらしい。

 今度飲んでみようかな、と密かに企んでいたりする。

 現実ではまだ年齢的に飲めないので楽しみの一つでもある。


 なんて考えてたら依頼を出していた職人の工房に着いた。

 ドアにはopenの掛札が吊るされているのでそのまま中に入る。


「おはようございます。

 依頼の品を受け取りに来ました。」


 カウンターが無人だったので少し大きめの声で挨拶してみると、奥からガタガタと人の気配がする。

 しばらく待ってみるとこの工房の主人が出てきた。


「悪い悪い、待たせたな。

 品はちゃんと出来てるぞ」


 とカウンターの上にドサドサと装備を並べてくれた。

 皮製品、と言うか毛皮…?

 布服の上から装備できるように作られているそれらは、狼の毛皮のように見える。


 まずは下腕部、次に足に装備する脚絆、胴体のベスト、それにフード。

 この4点だ。

 それぞれの性能は

『狼のアームガード

 レア度☆☆★★★

 DEF+5

 耐久度100/100』


『狼のフットガード

 レア度☆☆★★★

 DEF+4

 耐久度100/100』


『狼のベスト

 レア度☆☆★★★

 DEF+8

 耐久度100/100』


『狼のフード

 レア度☆☆★★★

 DEF+4

 耐久度100/100』


「うん、いい品ですね。

 ありがとうございます。」


「おう、代金は前払いで貰ってるからそのまま持っていってくれ。

 今後ともご贔屓に頼む。」


「えぇ、専属はまだ見つかりそうにありませんからまたお願いします。」


「ハハハ、まぁお嬢ちゃんみたいな上客なら俺ら職人なら野放しにゃしねぇな!」


「野放しって…野生動物じゃないんですから…。」


「まあものの例えた。

 あと、こいつはおまけだ。持ってきな。

 防具って訳じゃないが、多少の小物なら手早く出せるだろう、」


 手渡されたのはポーチだが、やはり狼の毛皮で作られている。


「ありがとうございます。

 では、また装備が必要になったらお邪魔します。」


 店を後にして次の場所に向かう。

 途中ですれ違うプレイヤーに見られている気がしたが、なるべく無視して歩く。

 下手に目を合わせて絡まれるのも時間がもったいない。


 ベストに繋げて装備したフードを深めに被り歩く速度を上げる。

 しかし、毛皮で作られているにも関わらず獣臭さは全くない。

 ここがゲームだからか、頼んだ職人の腕なのか、判断はつかないが。

 どちらにしても快適なら問題ない。


 武器を頼んだ職人の工房は大通りから少しそれた場所にあった。

 皮職人のおじさんに教えてもらわなければとてもじゃないが見つからなかっただろう。

 こちらのおじさんもなかなかのナイスミドルだった。


 皮職人のおじさんは白髪混じりのヒゲと頭髪に対して武器を頼んだ職人のおじさんは金髪を短く刈り込んだ、日本で言うと現場仕事の親方さんみたいな雰囲気だ。


 そう言えば、どちらのおじさんも名前を聞いてない。

 次に依頼することがあれば聞いてみよう。

 あと、武器職人のおじさんは寡黙なおじさんで、必要以上に喋らない。


 依頼を出した時も武器の仕様なんかでいくつか質問されただけであとは今日取りに来い、としか言われなかった。

 それはそれで嫌いじゃない。

 無駄に会話を広げられるより、必要な情報のやりとりだけで意思疎通ができるのは理想的でもある。


 受け取った武器は二つ、


『ウルフファングナックル

 レア度☆☆★★★

 ATK+8(X2)

 突・打属性

 耐久度100/100』


『ウルフボーンバグナグ

 レア度☆☆★★★

 ATK+9(X2)

 斬属性

 耐久度100/100』


 どうやら武器には攻撃手法によって属性がつくらしい。

 殴ると牙が刺さるから突属性と殴る打属性が、骨のブレードで斬るから斬属性がついたようだ。

 図らずも物理三属性が揃ったのは僥倖だと言える。


 それにしても、見事に狼素材で全身の装備が新調できたのは経済的にかなり出費が抑えられた。

 鉱物装備はどうしても時間とお金が余計にかかって仕方ない。

 その点モンスター素材は汎用性が高い分、性能面で若干不遇なのだろう。


 それも上位のモンスターが出てくるまでの辛抱だ。

 そのうちドラゴンなんかの素材が手に入るだろう。

 その時が楽しみだ。


 装備を受け取って回っていたら時間はゲーム内でお昼前。

 夜明け前から活動してるものの、現実ではまだ食事には早い時間だ。

 ならば依頼の狼討伐を済ませてから軽く食事をしていばら姫に挑んでみるのもいいだろう。


 予定は未定、その時思いついた事をすればいい。

 だって、ゲームは楽しんだもの勝ちなのだから。

次回は掲示板回のよていです。

なお、フードに耳はありません!

いいですか?

まだ、フードに耳は、ありません!


まだプレイヤーメイドでもないのにそんな可愛い装備が手に入るわけないんです!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

将来的にはいろいろ出したいですけどね。


閲覧、ブックマーク下さった方々、ありがとうございます。

感想、ご意見などあれば是非ともお願いします。m(*_ _)m

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