納品と報酬
累計PVが1万を超えたので次回は番外編を今日中に投稿します。
そろそろストックが切れます(((((((( ;゜Д゜)))))))ヒィィィィ
あと、誤字とか見つけたら修正したいので教えて下さい。m(*_ _)m
一応自分でも確認してますが見逃しはあるかと思いますので…。
(そう言えば…スキルチケットって何でしょう?)
コンソールブックを開きアイテム詳細を確認する。
『スキルチケット
レア度☆☆★★★
交換不可
消耗品
指定種別のスキルLv.1をランダムで取得する。』
「なるほど…よく分かりませんね。
まぁすぐに使わなくても問題ないでしょう。」
と独り言をこぼす。
場所は職人街の大通り、結局武器を作成してくれそうな職人を見つけたものの、所持金が足りずにあまり素材を売り払って改めて依頼を出したところだ。
手に入れは『白雪姫』を図書館に納品するため大通りを図書館に向かって歩いている。
時折プレイヤーとすれ違うものの、幾分人通りは穏やかになったようだ。
まだ職人に依頼するほど素材が集まっていない人が多いのか、依頼を出した職人には新しい司書の中では最初の客だ、と言われた。
依頼した武器はナックルとバグナグを頼んだ。
ナックルは拳のガード部分に牙を使い、殴れば牙が刺さる構造だ。
斬れる程の長さはないものの、ただ殴るよりダメージが増えるのは間違いない。
バグナグは骨を加工して作ってもらうことにした。
とは言え、それ程大きく曲がった骨ではないので、暗器らしいかなり小振りな物になりそうだ。
数時間かけて稼いだ素材も装備に変えるとなると使える部分が少なかったりでかなり目減りしたのは否めないが、それでも余った素材を売り払ってしまえばそれなりの金額が手元に残った。
と言ってもまだまだ使い道は無いのだが。
プレイヤーの生産者が育ってくれば相応の報酬が必要になるのは当然なので今のうちから貯蓄しておくのも悪くない。
ポーション類は状態異常回復があれば問題ないだろう。
どうせ攻撃を喰らえば即死に戻りになりかねない防御力なのだから。
つまり回復は考えるだけ無駄、というものだ。
それはそれで考えることが少なくて気が楽だ、なんて思ってる時点でいろいろ踏み外してる気がしないでもない。
(まぁ、今更プレイスタイルを変える気もないですし。)
ある種の開き直りとも言える思考である。
ゲームは楽しむのが前提、という考えなので間違いではないが。
そうこうしているうちに図書館の前に到着した。
そう言えば、図書館の反対の建物は何があるのか見ていなかった。
特に急いでいるわけでもないので確認ついでに入ってみると、カフェがあった。
普通に営業していたので試しに軽食と紅茶を頼んでみた。
最初に歩いた時には気づかなかったが、オープンテラスもあったので、折角だからそちらの席に座る。
中庭には社会人だろうか、遅れてログインしてきたらしいプレイヤーが散見される。
頼んだ軽食は左程時間を待たずに運ばれてきた。
ハムとチーズ、レタスを挟んだサンドイッチとハーブティーのセットで味は悪くなかった。
ゲーム内でも味覚は現実と変わりなく、満腹度のようなステータスは無いものの、気持ち的にはやはり食べた方が落ち着く。
支払いは銅貨で50枚だった。
感覚的には銅貨1枚が10円位で、この場合500円程になる。
お腹が膨れる訳では無いけど、1食と考えれば十分安かった。
カフェを後にして図書館に向かう。
入ってすぐにルーシーが近づいてきたので軽く会釈すると笑顔で
「こんにちわ、今日はどのようなご要件でしょうか?」
と聞かれたのでアイテム欄から『いばら姫(上)』を取り出して見せると、瞬時に表情が引き締まり、いかにも仕事の出来る女性、と言った雰囲気になる。
「実は、住人の方からこの本を図書館に納めて欲しい、と渡されまして。」
「畏まりました。
これは…間違いなく魔本化してますね。
こちらでお預かりします。」
「お願いします。
ちなみにこの本を元に戻す方法は?」
「この状態になると、中のお話が本来の物語とは違った内容になってしまっています。
その原因を取り除けば元に戻ります。」
「なるほど…。」
「では、こちらで報酬をお渡しします。」
と言われカウンターに連れていかれる。
ルーシーさんはカウンターの内側から、こちらが報酬になります、とスキルチケットを手渡してくる。
確認してみると、
『スキルチケット「探索」
レア度☆☆☆★★
交換不可
消耗品
指定されたスキルLv1を習得する。』
なる程、スキルチケットにはランダムと指定があるようだ。
今回は指定だったようなのですぐに使用して探索のスキルを取得した。
「ちなみにこの報酬って固定ですか?」
「いえ、本によって変わります。
本のレアリティに見合った報酬が手渡されます。」
「そうなんですか…ありがとうございます。」
「いえ、これもお仕事ですから。
では、これからのご活躍も期待しています。
あと、本に入る時は私に申し出てくださいね。」
「分かりました。その時はお願いします。」
「はい。では私は仕事に戻ります。」
ルーシーさんが仕事に戻ったので図書館から出て中庭をぶらぶら歩く。
(さて、本に入る前にスキルのLvでも上げましょうかね。
それに装備も受け取っておきたいですし。)
そう考えてすぐに西門方面へ向かって歩き出した。
次回は番外編。
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