白雪姫
ストック切れ目前です(*゜∀゜)アヒャヒャ
ところで、累計PVが一万超えたら明日にでも別キャラ視を一話点投下します。
って言うか伸び方が怖いんですけど!?:(´◦ω◦`):
ヤーコプの落とした薬草三つは結論から言えばすぐに見つかった。
何せ一本道を遡りながら道に落ちてるアイテムマーカーを探すだけだから、苦労のしようがない。
ヤーコプを待たせていた場所まで戻り薬草を手渡す。
「お姉ちゃんありがとう!」
満面の笑みでお礼を言われると大したことはしてないのに、とちょっと面映ゆくなった。
ただ、クエストの条件は満たしたのにまだ完了のアナウンスが流れないのが気になっる。
一先ずヤーコプを家まで送り届ける事にした。
「ヤーコプくん、お家まで送って行くよ?」
「ありがとう!」
満面の笑みである。
恐らくまだ10歳にもなっていないだろう少年は意気揚々と家路を歩き始めた。
道中でヤーコプはすれ違う人たちに挨拶をしていた。
この世界の住人は本当に生きている、と思わせる光景だ。
この世界では当たり前の風景だろうけど、とても和む光景だった。
さっきまでは見かけなかったプレイヤーの姿も時折見かけるようになり、どうやらこの辺りは西の職人街からかなり近いようだ。
と、一件の家の前でヤーコプが止まり手招きをしている。
連れられて中に入るとお母さんかな?若い女の人が笑顔でヤーコプの頭をなでながら
「おかえりなさい、遅かったわね?」
「薬草落としちゃって、このお姉ちゃんが拾ってくれたんだよ!」
「あら、そうなの?
ありがとうございます。」
と言ってい 頭を下げた。
「いえいえ、拾っただけですからそんな大袈裟な。」
「このお姉ちゃん司書さんなんだよ!」
それを聞き、お母さんは目を見開いた。
「こんなにお若いのに、モンスターと戦うなんて大丈夫なんですか?
もしかして生産を職にされるんですか?」
「モンスター討伐や本を探す方ですよ。」
するとまた驚かれた。
まぁ、自分の子供よりちょっと年上、位の子供にしか見えないのに戦うなんて言っても信じられないのは分かるけどね。
「あの、厚かましいとは思うんですが、この本を図書館に収めて頂けませんか?」
差し出された本には『いばら姫(上)』と書かれていた。
どうやらコレがこのゲームのメインになっている童話の世界に入るための本らしい。
受け取って開いてみると、中の文字がめまぐるしく飛び交っていた、
とてもじゃないが、本として読めそうにない。
「これが…」
「ええ、手に入れた時は普通の本だったんですが、いつの間にかこんな事になってて、怖くて触れなかったんです…。」
「分かりました、責任を持って図書館に納めます。」
「お願いします。」
『ヤーコプのお使いをクリアしました。
報酬
スキルチケットX2
白雪姫(上)』
あぁ、この本が報酬なんだね。
納めるのは職人街で作成依頼を出してからにしよう。
お辞儀をしてヤーコプの家を辞するとまた来てね、と言われた。
今度こそ職人街に向かうと、皮製品の職人は意外にもすぐ見つかった。
気難しそうなおじさんだ。
「すみません、材料持ち込みで作成依頼を出したいのですが」
「ん?嬢ちゃんの装備かい?
じゃあ採寸は奥に家内が居るからソイツに頼んでくれ。
材料は先にこっちにくれ。
必要部位と仕様の希望もあるなら採寸の間にまとめといてくれ。」
一気にまくし立てられ、奥に追いやられながら素材を渡す。
「ほう?こいつはウルフの革じゃねえか。」
「あ、はい。西門の所で狩りました。」
「ほほぅ、若いのにやるじゃねえか。
コイツは初心者には荷が重い筈なんだがな。」
と話しながら奥から出てきた奥さんに手を引かれて採寸に向かう。
篭手と脛当てを依頼する旨を伝えて、仕様は出来るだけ軽量化して貰えるようお願いした。
出来上がりはゲーム内で二日後くらい。
現実の明日には出来るそうなのでその間に一度いばら姫の本の中に入るのもいいかも知れない。
取り敢えず掲示板に街のクエストでも本が手に入ることは報告しておこう。
採寸を終えて作成依頼を一通りお願いしてから職人街に戻り、次は武器の作成依頼を出せる職人を探す。
鉄ではなく骨などの加工が出来る職人が望ましい。
フラフラと色んな工房を覗いて扱ってる武器などの傾向を調べる。
やはり鉄などの鉱物系の武器が主な取り扱いの職人が多く、骨や牙で作成している職人はかなり少ないらしい。
一度皮製品の職人の所に戻って聞いてみよう、と思い踵を返した。
閲覧、ブックマーク下さった方々、ありがとうございます。
感想、ご意見などあれば是非ともお願いします。m(*_ _)m




