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prologue

鍵は、きっと覚えているだろう。

中学の頃使っていた部室は新しい体育館のために取り壊されてしまって、今はその面影が全く残っていない。

扉は本当にそこにあっただろうか?

最早誰も僕の最後の背中を覚えていなかった。

僕は本当にその部屋に出入りしていたのか?


鍵は、きっと覚えているだろう。

鍵は、確かに扉だけのためのものだった。

手の中の鍵が、あの扉、あの部屋が確かにあったことを覚えていた。

そして鍵は記憶の鍵として、扉を開き始める、、、、

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