瑠璃華の突撃日 お迎え
11時半頃に駅に着くと瑠璃華がメッセージがきた。
「半に着くそうですから、もう少ししたら出ましょうか」
お茶会してた希望さんに声を掛ける。
「はい。
では、1度部屋に戻って準備して来ますね」
「わかりました。
出る時に声かけますね」
部屋に戻る希望さんに声をかけ、俺も片付けしてから用意を始める。
と言っても、時計、財布、携帯、鍵を装備するだけだ。
時計を見ると、そろそろ出てもいい時間だ。
せっかくの希望さんとの散歩?だ。
ゆっくり行きたい。
部屋を出て、希望さんの部屋へと向かう。
と言っても、隣なので数歩で着くのだが。
ピンポ〜ン
チャイムを押して待つこと少し。
ガチャ
「お待たせしました」
希望さんが出てくる。
着替えをし、ファッションのよく分からない俺から見ても、何だか凄くオシャレな感じの格好だ。
瑠璃華を迎えに行くのに、こんなオシャレをしてるとは、何だか少し嫉妬してしまう。
「どうですか? この格好。
変じゃないですか?」
希望さんが聞いてくる。
「凄く良く似合ってます」
「ホントですか?
ありがとうございます♪」
嬉しそうに微笑む希望さん。
やっぱり可愛い。
服がいつもと違うから新鮮可愛い。
「では行きましょうか」
もしかしたら顔が赤くなってるかもしれないけど、冷静を装う。
駅に着くまでは、ほとんど瑠璃華の話ばかりだった。
瑠璃華の好みの服など、今度一緒に買物行くからと色々聞かれた。
ただ、最近の好みが分からないので、昔の好みで話をすることにはなったけど。
しかし、希望さんのハートを、ここまで掴んだ瑠璃華が羨ましい。
コツを教えて欲しいくらいだ。
改札前には、到着予定の5分ほど前に着いた。
瑠璃華には、中央改札前で待ってると連絡してある。
そう言えば、希望さんと一緒と言うのを忘れてたけど・・・まぁいいか。
そんな事を考えてると、到着したのか大勢の人が改札から出てき始めた。
この中から瑠璃華を探すのは大変だ。
俺も希望さんも、改札から出てくる人を凝視する。
なかなか来ないな。
そろそろ人が少なくなって来た頃、
「あ、来ましたね♪」
希望さんが先に見かけたみたいだ。
「ですね」
俺も見つけ改札に近づいていく。
「お兄ちゃ〜ん♪」
瑠璃華も俺を見つけ、手を振り声をかけてくる。
少し恥ずかしい。
俺は苦笑いしながら手を振り返す。
「あっ」
改札を出て、俺の方に近づいてくる瑠璃華が、俺の後ろにいる希望さんを見つけ、小さく声を上げる。
「瑠璃華ちゃん、お久しぶり♪」
「はい、お久しぶりです」
テンション高めの希望さんと、テンションが下がったように見える瑠璃華。
「早く瑠璃華ちゃんに逢いたくて、お願いして一緒に迎えに来ちゃいました♪」
「あ、はい、そうなんですね。
わざわざどうも」
楽しそうな希望さんに、素っ気ない塩対応な瑠璃華。
さっきから対照的な2人。
「取り敢えず、ここで立ち話しても周りに迷惑ですので、どこかでお昼ごはん食べて帰りましょう。
瑠璃華なにか食べたいのあるか?」




