ゆめのなかのはなし Side瑠璃華
読みづらいかもしれませんが、演出上必要なので、読んで貰えると嬉しいです
めざましがなってる。
あさだ、おきなきゃ。
でもなんだか、あたまがボーッとする。
たってみたけどフワフワする。
そっか、これはゆめだ。
わたしは、まだねていたのか。
へやもわたしのへやではないし、さっきまでおにいちゃんといっしょにねてたきがする。
フワフワする足取りで部屋を出る。
良い匂いがする方へと進むと、そこにはお兄ちゃんがいた。
あ、おにいちゃんだぁ。
おにいちゃんがでてくるなんて、いいゆめだな♪
「おはよう、瑠璃華」
私に気づいたお兄ちゃんが声をかけてくる。
私は、夢の中特有のフワフワと上手く歩けない足取りでお兄ちゃんの下に行き抱きついた。
おにいちゃんだぁ。
ゆめのなかなら、だきついてもいいよね。
普段したくても出来ない、お兄ちゃんへハグをしながら、上を向き、
「おにいちゃん、おはよ〜」
挨拶を返す。
おにいちゃん、ビックリしたかおしてるけど、どうしたのかな?
お兄ちゃんの手がオデコに触れる。
つめたくてきもちいいな。
そのあと、みみのしたをサワサワしてくる。
ちょっとくすぐったい。
でも、なんだかネコになったみたい。
お兄ちゃんが痛いところないか聞いてくる。
「ん〜ん〜、ぜんぜんいたくないよ〜」
ゆめなんだから、いたいところなんてないよ。
その後もお兄ちゃんが、何かを言ってくるけど良くわからない。
ただ、ご飯出来たら持っていくから、部屋に戻って寝るように言われたのはわかった。
「やぁ〜の〜、おにいちゃんのそばがいぃいの〜」
お兄ちゃんの胸に顔をグリグリ押し付け駄々をこねる。
「じゃ、そこのソファーなら、キッチンにいるお兄ちゃんが見えるだろ?
良い子だから、ソファーで横になって待ってて」
お兄ちゃんがソファーを指差し言う。
確かにそこからなら、お兄ちゃんを見てられそうだ。
それに私は、お兄ちゃんの言う事をちゃんと聞く良い子だ。
「ん、わかった」
そう言って、お兄ちゃんに向かって両手を広げる。
「だっこ」
現実では言えない、夢だからこそ言えること。
「だっこ〜。
だっこでつれてって」
わたしのおねがいに、おにいちゃんは、えがおでだっこしてくれた。
やったね。
おひめさまだっこだぁ。
うれしいなぁ。
しかし、ソファーはすぐそこで、すぐに着いて降ろされる。
「もっとだっこぉ〜」
降ろされないように、お兄ちゃんの首にしがみつく。
「良い子で、ご飯食べたらまた抱っこしてあげるからね。
瑠璃華は良い子だから、お兄ちゃんの言う事聞けるよね?」
優しいお兄ちゃんの声。
いいこのわたしは、おにいちゃんからてをはなす。
「はやくもどってきてね」
私の言葉に、お兄ちゃんは私の頭を優しく撫で、
「わかったよ。
すぐ作っちゃうからね」
そう言ってキッチンへ行った。
なんだかねむくなってきた。
せっかくいいゆめみてたのに。
ねたら、ゆめからさめるのかな?
段々と意識が遠のく。
ゆめならちゅ〜くらいすればよかったな〜。
おにいちゃん、だ〜いすき〜。




