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第41話『倒す?倒さない?油断からの絶望へ』



 グルアアアァァァ!!

カルアは雄叫びを上げる。

「カルアッ!正気に戻れ!」

カルアに呼びかけるが返事はない。

「ムダじゃよ。魔王になってしまえばもうワシの言うことしか聞かん。まぁ、昔は歯向かって来たヤツもおったがのぉ」

「お前!よくもカルアを!」

「ワシは何もしておらんよ。襲って来たのはこのバカ剣士じゃ。ホレッ、雄叫びなんぞ上げとらんで、ヤツを倒せ!このバカ剣士!」

ツェイカの合図でカルアはミルアに襲いかかる。


――――ヤツが元凶だったのか!よくもカルアを......そんなことより、今はカルアだ!元の姿に戻せる方法を探さないと......

 カルアの拳をミルアは大剣で受け流す。

相手が魔王とは言えカルアだとわかっているとこちらからは攻撃できない。

だが、カルアは理性を失っているのか、ミルアに容赦なく攻撃を仕掛けてくる。


「ほぉ。いい暴れっぷりじゃのぉ。大昔にいた聖剣士に似ておるぞ」

ツェイカはカルアの暴れっぷりに感心する。が、ミルアが動き回るせいでカルアは部屋中の物を破壊していった。

「おいおい!ちと暴れ過ぎじゃぞ!ワシの1000年の実験がムダになるじゃないか!おい!おーい!」

もうカルアにツェイカの声は聞こえない。ミルアを倒すまで止まらない様にインプットされていた。

――――くそっ。やっぱり聖剣士は使えないな。ワシの1500年の計画が潰されてたまるか......

隙を見て逃げ出した。



ミルアは困惑していた。

――――ほんとは攻撃したくないけど、そんなこと言ってる場合じゃないかな。


          『疾風斬(しっぷうざん)


竜巻でカルアを囲う。カルアは少し動揺するが、すぐに竜巻を破り拳で殴る。


         『風支雀(ふうしじゃく)』 


 ミルアはそれを避け小鳥を飛ばす。

受けたカルアは怯む。

――――効いてる。カルアこの技嫌いだからな。ってことは完全な魔王にはまだなってない。カルアの部分が少し残ってるか?

「おい、カルア!聞け!僕だ、ミルアだ!絶対元に戻してやるから。お兄ちゃんを信じろ!」


グアアアァァァァ!!――――


――――届いてるのか?わかんないけど、待ってろ。絶対助けてやる!


          『旋風神(せんぷうじん)


 大きく息を吸い込んだミルアの周りに風神の巨像ができる。風の能力により作られ、常人なら触れただけで粉々になる。


 グオオォォォ!!――――


         『ジンジュカイ』


それを見たカルアも巨大な身体に木の根を巻きつける。その巨体はかなり強固だ。

――――僕が風神になったことに反応してる?やっぱり、僕のことがわかるのか?

 2人は手で押し合いをするが次第に殴り合いに発展する。

――――くそっ。能力に加え魔王の力。これはやられるのも時間の問題だな......

 

        『ジュバクコウリン』


一定の空間に根を生やし自在に操る技。床だけでなく壁や天井も範囲内だ。


 はあぁぁぁ!!――――

ミルアは襲ってくる根を風神の風で斬り刻む。だが、それは罠だった。カルアの拳がミルアに直撃する。



                 魔王討伐数ー0体


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、

続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!

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