第35話『今度こそ本当の魔王城へ』
それから1日経ち、俺らはウェトイーラの前にいた。
何日かぶりに帰って来たこの街。荒れ果てた家、シンボルの時計台も崩れている。
ミラガイア城は国王の城の面影は無く黒く禍々しい魔王の城へ変貌している。城周辺には赤く光る宝石の様な装飾も施されており、テッペンには一番大きな宝石がある。
「今度こそ最後の戦いです。準備はいいですか?」
「うん。いいよ!」
国王も加え6人となった俺達はウェトイーラへ突入する。
街へ入ると気付いた魔王達が襲ってきた。とてつもない数だ。
「ここは私達に任せて!先に行ってください!」
「ワシらも後から行く!」
国王とジュリアが魔王達に立ち向かう。
残ったアシュリー、リックス、カルア、ミルアはミラガイア城へ突入した。
扉を開けた俺達を早速、魔王達が出迎えてくれた。
それぞれの能力を活かし魔王達を次々に倒していく。
(+3010体)
奥へ進むと別れ道なっている。
「ここで一旦別れようか。私はこっち行く」
「あぁ。国王がこの先に四閻災がいるかもって言ってたよな?」
「じゃあ僕達はこっちに」
「じゃあ、俺はこっちか」
アシュリー、リックス、カルアとミルアにそれぞれ別れ四閻災に挑む作戦だ。
「みんな絶対死なないでよ」
「あぁ、また後で」
「アシュリーこそ。ボロボロだったら、あとでお仕置きだからね」
俺達は再開を誓い別れ道を進む。
俺はみんなと別れ先を進む。
奥にはまだまだ魔王がいた。
魔王達を倒し、大きな扉の前に立つ。(198体)
「ここが四閻災がいる部屋か......よし!」
覚悟を決め大きな扉を開けた。
部屋は霧がかかり周りはよく見えない。
足元には雪が積もっていて歩きづらい。
「ここってまさか」雪といえばアイツだろう......
「ふふっ。やっと来たか。待ちくたびれたぞ、アシュリー」
霧の中に女性の影が見える。
「シガマニュウボウだね?」
「ほぉ、私を知っているのか?聖剣士様に知ってもらえてるとは光栄だな」
「だって私達の敵だもん。負けないからね!」
カキンッ――――
早速斬りかかったが、雪女は太刀を手で受け止める。
――――コイツ、俺の太刀を手で!?やっぱり手強そうだな。
「ホレッ」雪女が手を振ると吹雪が吹き始めた。
咄嗟にガードするが、雪が身体に付く。足も埋もれ身動きが取れない。
――――くそっ。雪が深すぎて上手く動けねぇ。
なんとか斬りかかるが太刀は上手く当たらない......いや、斬れてない。
「ふっ。どうした?当たらぬか?」
――――どういうことだ。当たってる感覚はあるぞ?
太刀は雪女に当たるが、その瞬間に雪女は霧の中に消える。
霧の中四方八方から現れる雪女に惑わされる。
「ふふっ。悔しいのぉ。斬っても、斬っても消える、どうすればいいかわからんの」
――――くそっ。舐めやがって!
スパイクシューズの様に水の棘を靴裏に生やす。
――――よし!これで雪でも走れるだろ!
やっと雪道を走れるようになったアシュリー。ここから反撃開始だ。
魔王討伐数ー3208体
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、
続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!




