第32話『最終決戦!閻魔大王とご対面です?』
魔王城の中に入った俺達は、さらに魔王を倒し突き進む。(+3244体)
「立派なお城ですね。ミラガイア城とどっちがお金高いんでしょうか......」
「そんなこと言ってる場合かっ!」
順調に奥へと進む。
そしてついに、大きな扉の前に辿り着いた。
「ここに閻魔大王が......」
「四閻災もいるのか?」
「そうなんじゃない?本格的なバトルになるね」
「みなさん、準備はいいですか?開けますよ」
ジュリアは大きな扉を押して開けた。
「え?」
だが、部屋を見た俺達は呆然とした。
部屋には中央に王座の様な椅子が1つ、そこまではレッドカーペットが敷かれ、周りにはシャンデリアの様な灯りがある。
だが、そこに閻魔大王の姿どころか四閻災すらいない。
「閻魔、どこにいるんですか?」
リーアは辺りを見回した。
「白々しい、閻魔はあなたでしょ......」
リーアの首が飛び、その場に倒れる。
やったのはジュリアだ。
アシュリー達はジュリアがやったことに驚愕する。
「ねぇ!ジュリア何やってんの!自分が何したか分かってんの!?」
俺はリーアに駆け寄ったが、血が噴き出てもう意識もない。
「えぇ。わかってますよ」
その返答に怒りが込み上げた。
パスッ――――
勢い余ってジュリアに斬りかかるが片手で止められる。
「みなさん、アシュリー、私の話を聞いてください」
ジュリアは冷静な顔だ。
「まず、ソイツはこの国の王女ではありません」
「えっ?」
「彼女は閻魔です。正確に言えば閻魔大王の娘です。ほらもう消えていますよ」
見るとリーアの姿はもうなく、倒れていた床がすこし黒くなっているくらいだ。
「死んだんじゃないのか?」
「ヤツがこの程度で死ぬはずありません」
――――なんなんだ、ジュリアはさっきから何を言っている......
「この城は私達国王軍の城『ガイア城』、そしてこの国、ガイア王国の王女は私、ジュリアなのです」
俺もカルア達もジュリアが何を言っているのかわからない。
「何言ってんだよ!王女様はリーアだろ!?国王が言ってたじゃんか!」
リックスも反論する。
「その国王も本物ではありません。閻魔大王が化けている偽物です」
更なる真実に混乱する。
「じゃあ、閻魔大王はどこにいるの?」
「1から説明します」
ジュリアは皆を落ち着かせて話し始めた。
「この国は1000年前からすでに閻魔大王の手にありました。ミラガイア城も乗っ取られてしまい、それを奪い返そうと私の父達、当時の聖剣士は奮闘しました。ですが、閻魔大王には敵わず、この通り今も手の中です」
皆、頭を整理するので精一杯だ。
「当時の聖剣士達はそれぞれ亡くなってしまったり、呪いをかけられたりと聞いています。今生きているのかすら私にはわかりません。ですが、私の父、国王は生きています」
「それがあの国王様じゃないとしたらどこにいるの?」
「最初からずっとそばにいてくれてますよ」
魔王討伐数ー3244体
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、
続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!




