表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/51

第21話『魔王が消えました。どこに行きました?』



グルアァァ!!――――


 ジュガンが振るう拳を4人は避ける。地面には亀裂が入り、塔は大きく揺れる。


 俺はジュガンの首元めがけて斬りかかる。が、ジュガンは消えた。

――――は?消えた?斬った感覚もない......本当に消えた?どこにいった?

辺りを見回すがジュガンはどこにもいない。


「アシュリーさん上です」頭部に強い衝撃が走る。

なんとか持ち堪えたが、すぐにジュガンの拳が襲いかかる。

――――くっそ。これじゃどこから攻めてくるかわかんねぇ。


 カキンッ――――

 3人で一気にかかるがジュガンは消え、刀だけが交わる。


――――あいつも能力が使えるのか?


 ジュガンが消える謎が解けないままで対決はこちらが押される。

「アイツが消えるのを防ぐ方法はないのか?」

「仕組みがわからないとどうにもならないですね。弱点がわかれば良いんですけど」

「さっきみたいに天井落としてみたらどうですか?」

「いや、あれ結構力がいるんだ......もう一回ってなると体力が持たねぇ」

――――くっそ。どうしたら良い......


 話しながら戦っている間も容赦なく攻めてくる。こちらからジュガンに攻撃する方法がない以上防御に徹するしかない。


         『火炎装五段(かえんそうごだん)


 ジュリアは剣に炎を纏わせ、炎を撒き散らすように攻撃する。

 ジュッ――――

飛び散った炎が当たったジュガンは姿を現した。


 ジュリアはジュガンを見て確信した。

「弱点は熱のようなので、これを使いますか。あまり使いたくはないんですけど......」


       『火炎大蛇(かえんだいじゃ)渦々炎々(かかえんえん)


 ヘビちゃんが炎の渦となり壁を作る技。その温度は1万度に達する。

 

 炎の壁は徐々に狭くなり、ジュガンの行動範囲を限定する。

 高熱により透明化ができなくなったジュガンは動揺する。


 高熱の壁が迫って来て、体温もかなり上昇する。

そして、俺はあることに気付いた。

「ねぇこれって私達も巻き込まれちゃうんじゃ......」

「えぇ。私は大丈夫ですけどアシュリー達は丸焦げですかね。どうにか耐えてください」

「え?どうにかって、ジュリアはできないの?」

「私は集中しているので、できません。だから使いたくないって言ったじゃないですか」

「使って良いなんて言ってないけど!?」

「喧嘩してる場合か!能力でなにかできないのか?」

「じゃあ、2人とも息止めて!」

リックスに止められ、慌てて水を出す。


       『水流義創(すいりゅうぎそう)表面(ひょうめん)張力(ちょうりょく)


 リーアとリックスに水を纏わせる。


       『火炎大蛇(かえんだいじゃ)炎々豪々(えんえんごうごう)


 炎がジュガンに触れた瞬間大爆発が起きた。

部屋にあった木箱や樽が燃えた。

アッ、アッ、ガガッ――――

ジュガンは丸焦げになり灰となって消える。(+1体)


 俺は部屋全体に水を撒き消火する。

「あっぶねぇ」

「アシュリーさんもジュリアさんもすごいです」

「なんとか丸焼きにならずに済んだね」

俺達は床に座り込む。


「......この技をやると一時的にヘビちゃんと同化できるんです」

 1人だけ立っているジュリアは燃え上がり、瞳は赤く、いつもより凛々しい顔付きになっている。



                 魔王討伐数ー1体


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、

続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ