第18話『虫は苦手です。やめてください』
4人の目の前に立ちはだかるのはカマキリ魔王の『シャルバ・キリキィ』
「私、虫ダメなの」
怯え、階段の裏に隠れるアシュリー。
「私もです」
リーアもアシュリーと一緒に隠れる。
「じゃあ、私達でやりますか」
「あぁ」
ジュリアとリックスは構える。
シャルバは羽を鳴らしながらこちらの様子を伺っている。
「でも、あの高さじゃあ届かないですね」
「俺に任せろ!」
『岩砕機銃』
リックスは岩を飛ばしシャルバを落とす。
『火炎装一段・兜割り』
すかさずジュリアがシャルバの頭部に一撃を喰らわす。
ギイィィィィ――――魔王は思わず悲鳴を上げる。
だが、まだ立ち上がりカマを振る。
2人はカマを避け、リックスは正面、ジュリアは後方で構える。
『岩化槍』
リックスは床を槍のようにしシャルバを狙うが、素早く動き回避される。
――――飛んでるし、速いし厄介だな......
ジュリアは突き出た床を上手く使い近寄る。
『火炎装三段――――』
しかし、攻撃を仕掛けようとしたジュリアに気付いたシャルバは振り向き、謎の液体を吹き出す。
ジュリアは間一髪で避け、液体が付いた壁が溶ける。
「酸ですか。あれは当たったらヤバいですね」
むやみに近づけなくなった。
その後もシャルバは2人に向かって酸を飛ばし続ける。
「どうする?これじゃあ近づけないし、攻撃できないぞ」
「そうですね。素早いですし、酸も厄介です......じゃあ、リックス。天井を落とせますか?」
「天井?任せろ!」
「ただ、頭の位置を把握したいので合図したら落としてください」
「ん?わかった」リックスにはジュリアの作戦がいまいち理解できていない。
ジュリアはシャルバを引きつけ、リックスは天井を落とすタイミングを計る。
「今です!」
シャルバの頭部が階段付近に来た時ジュリアの合図がかかる。
『岩化引力拳』
能力で引っ張ると天井が落ちてきた。
ジュリアとリックスは階段へ逃げ込み回避する。
見事にシャルバは天井に押されて気絶する。
『火炎装六段・岩漿噴き下ろし』
崩落した天井の上からシャルバの脳天にジュリアのマグマの様な剣が刺さる。(+1体)
「よし。さすがにやっただろ」
「えぇ」
「終わった?」
アシュリー達は恐る恐る顔を覗かせる。
「あぁ、終わったぞ。ったく昔から虫だけはダメなんだから......」
「心霊とかは大丈夫なんだけどねぇ」
「なんでだよっ!」
魔王討伐数ー1体
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、
続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!




