第14話『魔王の種族にも双子の概念はあるのでしょうか』
「アシュリー!!リックス!!」
ジュリアは怒っている。今まで騙されていたこと、アシュリー達を傷つけられたこと、全てが怒りへと変わる。
カルアとミルアに化けていた魔王を切り刻むと、壁を伝って上まで登り、ヌシの真上まで飛び上がる。
(+2体)
『火炎装五段・大釜兜割り』
振り下ろす剣を纏う炎は青く大きく燃え盛る。
ジュリアの目は殺意に満ち溢れている。
ヌシが受け止めようとした右腕を切断し、身体の中心に大きな亀裂を入れた。切り口は赤い炎で燃えている。
周りにいた魔王達が大王に加勢しようと襲いかかって来る。
そこにやって来た1つの炎。ヘビちゃんだ。
カルアの攻撃から回復したヘビちゃんは、部屋の中心まで高く飛び上がると、一気に燃え上がる。
『ヘビちゃんボンバー』
爆発の様に燃え上がった炎は部屋全体を魔王ごと焼き尽くす。
(+30体)
ヌシが怯んだ隙を見て、ジュリアはアシュリー達2人を連れ洞窟から脱出した。
なんとか外まで脱出できたジュリアは、安心したのも束の間、アシュリーとリックスの容体を気にし一旦ウェトイーラへ戻った。
それから4日後。
一命を取り留めたアシュリーとリックスはミラガイア城の一室で目覚めた。
「あっ、お目覚めになりましたか。ここはミラガイア城の救護室になります」ここは?と辺りを見回すアシュリー達に看護師のお姉さんが声をかける。
「ここへはジュリア様が連れてこられました。3人とも酷い怪我を負われ、それを見た国王様が皆様を直してくださいました。わたくしにはとても直せる傷ではありませんでしたので......」
看護師曰く、ジュリアは1日で回復し、それから毎日修行にでているらしい。
と言っていると、ジュリアが帰ってきた。
「あぁぁぁ!!アシュリー!!リックス!!起きたんですね!!」とても嬉しそうにピョンピョン跳ねている。
こんなジュリアを見るのは初めてだ。
魔王討伐数ー32体
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、
続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!




