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第12話『聖剣士は敵ですか?味方ですか?』

 

 その頃ジュリアはというと、ヘビちゃんと一緒に魔王を狩り尽くしていた。


「これで100体目だね。ヘビちゃん。」

 丸々太らせているヘビちゃんのお腹を摩りながら話すと、ヘビちゃんもビィと嬉しそうに鳴く。


 残りの2人がいない事に気付いて出口で待っていることにしたジュリアは、出口を探して歩いていると黄色い蝶々が飛んで来た。


 蝶々は鱗粉を飛ばす。それをヘビちゃんが咄嗟に前に出て防ぐ。しかし、ヘビちゃんはその場に倒れ込み様子がおかしい。


「ヘビちゃん!?どうしたの!?」

   

――――何か来る!


 能力で察知したジュリアの前にトコトコと奥から怪しい2人が歩いてくる。

「なぁ。こんなのでやられちゃうなんて弱いんじゃないか?ミルア」

「そうだな。ちょっとしか麻痺らせてないのになぁ。カルア」


 緑と黄緑色のおかっぱ頭の少年達が会話をしている。

2人とも背は低く中学生くらいだろうか?

 背中には身長と釣り合わないほど大きな大剣を左右対称に背負っている。


  ――――彼らは双子?まさか、壱聖と弐聖の?だけど襲って来る理由はなんでしょう?聖剣士なら私を襲う理由はないですけど......

 どうする。と考えるジュリアは逃げる選択肢をとる。


 ジュリアはヘビちゃんをポケットにしまうと来た道を走って引き返した。


 しかし、壁の隙間から風が吹くとさっきの黄緑髪のおかっぱ頭が目の前に現れた。後ろには、緑頭が立っている


「ねぇ、なんで逃げるの?」

「僕達と遊ぼうよお姉ちゃん」

 ――――ヤバい。挟み撃ちにされた。


  前後には双子のおかっぱ頭、左右は洞窟の壁。


 ――――逃げ道がない......どうすれば......


 「何して遊ぼうか」黄緑頭は何かを考えている。

 「これはどう?」緑頭の後ろに居たのはたくさんの魔王達だ。緑頭は続けて話す。

「この子達に勝ったら、僕達が相手になる」

どう?面白いでしょ?と目を輝かせる。


 ――――聖剣士なのに、魔王を操ってる?聖剣士じゃない?


 ジュリアは突然ことで理解ができない。


「行けぇ」緑頭はジュリアを指差しながら、魔王達に指示をする。


       ガガアァァァァ――――


 数十体の魔王が一斉にジュリアに襲いかかって来た。

ジュリアは必死に抵抗し、何とか魔王達を撃破した。

(+36体)


「へぇ、結構やるじゃん」2人は構える。

「じゃあ、次は僕達の番だ――――」

「ちょっと、待ってください」ジュリアが止めに入る。


「えぇ?なに?今から楽しいところなのに......」

しょんぼりした2人。


「まずはあなた達について教えてください。あなた達は聖剣士ですか?」

「それは僕達に勝ってから......」

「魔王、倒したじゃないですか!」ジュリアは倒れている魔王を指差した。

「仕方ないなぁ......じゃあいくよ」


 2人は揃ってポーズを取る。

 「僕達はっ!自然と!風を!操りし!

 双子の聖剣士ミラタァァジュッ!!

 カルアッ!ミルアッ!ダッ!!」


 最後の決めポーズを取った2人は「決まった?決まった?」とお互いを見合っている。

 まるで小学生のヒーローごっこだ。


 

                 魔王討伐数ー36体

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


初投稿作品になりますが毎日投稿を頑張りますので、

続きが気になる方、バトル系・異世界系がお好きな方はぜひ明日の投稿をお楽しみに!

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