表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲームに転移した俺、最強になります  作者: 黒鉄一徹
ゲーム内に来ました!最強めざします
2/27

旅立ちの時

新しい話って書いてておもしろいよね!

翌日、日が昇ると同時に目を覚ますと昨日の出来事が夢ではなかったことに安心する


「さて、今日が出発なのか、昨日のうちに準備し終えたし、これから行くダンジョン学園は歩いて20日くらいだから10日ほどで到着するかな、行く間に必要になるアイテムを取りに行けるから入学式の後の初めのジョブ測定でとれるかもしれないな」


俺は20日後にある入学式までの予定を立てながら支度をしていた


そしていい時間になったから村長の家に出発のあいさつに向かう


「お~い!じいちゃん!俺もう行くな!」


「もう行くのかえ?ちと早すぎる気もするが気を付けて楽しんでくるんじゃぞ?」


「おう!いってきます!」


俺は自分が育ったであろう村を後にした


「いや~これからは一人で好きなことができるのか!手始めに条件のその5をクリアしに行きますか!」


俺はしばらく歩いていた道の右手側に大きな木が見えたのでそちらのほうに道を変更した


「さてさてさて、ちゃんとあってくれよ、あれがなきゃ始まらないんだからな」


大きな木の方向にどんどんと歩いていると大きな木の目の前に大きな湖があった


そこに武器屋からもらった剣を投げ入れる


「さてとこれで良し」


あとはあいつが出てくるのを待つだけだ


数分ほど待ち剣が湖の底についたであろうころ湖の中から一人の女性が現れた


「貴方が落としたのはこちらの古い剣ですか?それとも新しい剣ですか?」


「古いほうです」


「よろしい…あら?貴方ジョブに就いてないではありませんかそれではこの先危険なのでこの剣を授けましょう。きっとあなたの役に立ちます」


「ありがとうございます」


出てきた女性は湖の精霊でもらった剣は『湖の剣』である


湖の剣の性能はこうである


―――――

名称 湖の剣 攻撃力58 STR+25

『仙力覚醒』

―――――


このように序盤で手に入るのはとてもおかしな能力をしているのである


本当であれば剣士系のジョブに就いてからとあるクエストを受注してくるのだが今回はいろいろとすっ飛ばしている


「よし、最後にして最大の難関を超えたなこれで間違いなくあのジョブの完全職に就けるな」


ここでこそゲームの職業に就くために条件を説明しておこう

このゲームでは下級職、中級職、上級職、最上級職の4段階があり初めに下級職に就くところから始まる

しかもこのゲームでは条件が1~5つあり条件の数が増えるほど強いものになる

例題を出すとすると剣士の条件は

①剣を装備している

②剣を振ったことがある

③剣でモンスターを10体以上倒すこと

である。

だがしかし、このゲームでは①②をクリアした時点で就職可能である。ここが一番の難点である。このままジョブに就いてしまうと弱いうえにスキルまで制限がかかってしまう。しかし、③までしっかりとクリアすると完全職というちゃんとしたものに生まれ変わるのだ。


俺がつこうとしているジョブの条件はこうである

①ジョブに就いたことがない

②モンスターを1000体以上倒す

③2つの武器を持っている

④5日間睡眠しない

⑤スキル『仙力覚醒』を使用するである


このジョブの完全職が発見されるのに時間がかかったのは①と⑤が原因だった

仙力覚醒とはこの湖の剣ともう一つのアイテムでしか使えないものでどちらもジョブに就かないままでなんて手に入れるのは困難なアイテムだった。そこで俺がジョブに就いてないNPCに試したところ完全職が発現し、世界の謎の一つを解決させたのだ


そして現在①②③とこの後⑤をクリアする予定で学園に向かいながら5日間睡眠しない予定である


「よし、『仙力覚醒』!」


スキルを唱えると体中から力だわいてくるような感じがしてくる


「なるほど、これが仙力か」


初めてスキルを使う感覚にワクワクが止まらなかった


「さてとこれであとは寝ないだけだな」


俺は来た道を戻り元の道に出るとダンジョン学園に向けて歩を進める





朝も昼も夜も歩き続けて5日目の夜


近くの森から悲鳴が聞こえる


俺は悲鳴の聞こえたほうに走って向かう


それほど遠くない場所で二人の俺と同じくらいの年の女子がモンスターであるウールフに襲われていた


二人ともおびえているが一人に女の子がもう一人の女の子をかばいながらウールフと対峙していた


俺は気配を消して近くで様子を見ていたがウールフが女の子にとびかかったところで横から殴ってウールフをぶっ飛ばした


「よう、大丈夫か?」


「え…あ、はい…」


近くにいた女の子が答えてくれた


「あれ、俺が貰ってもいいか?」


「は、はい…」


その返事をもらい俺はぶっ飛ばしたウールフのほうを向き剣を抜く


ウールフは俺に怒っているようで牙をむき出しにして襲い掛かってきた


それを軽くいなして首を切断する


「あっけないな」


素材となったウールフを見ながら終わってしまった戦闘を残念に思う


「あ、あの!」


助けた女の子たちがこちらに来た


「ん?どうしたんだ?もう安心していいぜ?ここら辺にモンスターはもういないと思うからよ」


「はい!助けてくれてありがとうございます!あなたがいなければ我々は今頃どうなっていたことやら」


「いいってことよ、近くの道まで案内するからそこで今日はキャンプにでもするかい?俺が一応護衛でもやってあげるよ」


「よ、よろしいのですか?見ず知らずの我々にそんなことまでしていただいて」


「別にいいさ、後ろの子も大丈夫かい?」


「え?…あ!は、はい!」


「そうか、俺の名前はカゲトラだ、よろしく」


「あ、私はシエズエラです。こちらの方のメイド兼護衛です」


「私の名前はアリスです。この国の第一王女をしております」



次回もお楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ