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ゲームに転移した俺、最強になります  作者: 黒鉄一徹
ゲーム内に来ました!最強めざします
10/27

初めてのダンジョン、初めての戦闘

楽しんでね

翌日、同じ時間に起きて準備をする。今日からダンジョンに入るのだから、装備をきちんとしていく。昨日も着けていたガントレットと湖の剣を装備し、防具は軽装の物を装備していく


「これから楽しくなるな」


俺は準備をしていたらいい時間になったので集合場所に向かおうと外に出た



しかし、簡単には集合場所には行けそうになかった


なぜかというと、自分の部屋の前や寮の前に多くの上級生たちが密集しており俺が出てきた瞬間から我先にと声をかけてきたのだ


「ねえ!きみ!僕たちのクランに来ないかい!」


「私たちのクランに来ればとってもいい席用意するよ!」


「我ら『筋肉騎士団』でともに鍛えないか?」


ぎゃーぎゃーと俺を囲って俺の取り合い。うざいな


「悪いが俺はどこのクランにも入るつもりはないんだ。それにこれから用事があるからどいてくれないか?」


「えー?そんなこと言わずにさ~」


俺が丁寧に断っているのに懲りずに俺に声をかけてくる奴もいる。時間に遅れそうだし、相手してる暇もないし、仕方ないか


「除け、邪魔だ」


「ひっ、ご、ごめんなさい…」


それの一言で全員が黙り、道を開けてくれた


俺はそのまま、待ち合わせ場所に向かった



俺が集合場所につくと全員揃っていて俺が最後だった


「悪い遅れたか?」


「いいえ、大丈夫ですよ。楽しみすぎて早く来ちゃっただけですから」


「そんな事よりもカゲは大変だったみたいだね」


先ほどのことをライラは知っていたようで俺に聞いてきた


「ん?そんなことないさ、しかし邪魔だったのは否定できないな」


「あの威圧を出せるんだったら大丈夫だろうね」


「見てたのか?」


「遠くから見えただけだよ」


「お願いしたら引いてくれていい人たちだったよ」


「そうかい」


ライラと話し終えてみんなのほうを見ると何の話だか分からないという顔をしていた


「何かあったんですか?」


アリスが聞いてきたから先ほどのことを話した


「えっ?そんなことがあったんですか?大丈夫なんですか?」


「ああ、大丈夫だ」


「あんさんはモテモテやなぁ~」


「からかうなよ」


俺たちは少し談笑をして今日の担当の先生のところに行った


俺らを担当してくれるのは昨日受付してくれた若い先生がしてくれるみたいだ


「今日はよろしくお願いします」


俺は先生にあいさつをし、他の奴らは頭を下げていた


「はい、よろしくお願いします。今日担当するフィナです」


担当の先生はフィナというらしく今年で教師二年目だという


そこから俺たちはフィナ先生に連れられチュートリアルダンジョンにやってきた


チュートリアルダンジョンは出てくるモンスターは弱いのにレベル10まで素早く上げることができるのでとても便利な場所となっていた


しかも俺たちがプレイし続けて見つけた隠し部屋なんかもあるのでとてもいい場所となる


「さて、ここのダンジョンは全部で5階層あります。皆さんでローテーションを組んでモンスターを倒していきましょう」



「「「「「はい!」」」」」


俺たちは初めてのダンジョンに入っていった


俺は少し先に進み大きく深呼吸をした


「ああ、楽しみだ」


この世界に来て一番テンションが上がっていた


「ねえシズ、カゲトラ様がとても楽しそうだわ」


「そうですね」


「さあ、皆さん、先に進みますよ。まずは誰からやりますか?」


その質問に全員が俺を見た


「なんだ?やっていいのか?」


「「「「どうぞ~」」」」


「俺が最初にやります!」


「はい、では行きましょう」


俺はワクワクしながら先に進んだ


チュートリアルダンジョンはチュートリアルとついてるくらいなのでモンスターは弱すぎる


攻撃職ならスキルを使わずに倒せるし、俺ならデコピン一発だ


しかし、初めてのダンジョンでスキルを使わないのはもったいない


遠慮なくミンチにしてやろうと思いながら進んでいると初めての敵の〈ピヨコケコ〉が出てきた


見た目はただのヒヨコ、性能もただのヒヨコ、結果ただのヒヨコ


「『インパクト』!」


一メートルほどの距離があったが範囲が上がっているので攻撃が届きヒヨコは消え去った


「なるほどな、こんな感じなのか」


俺が納得しているといきなり横の茂みから飛び掛かってくるモンスターがいたが俺のAGIのほうが圧倒的に高いので顔面に俺の裏拳がもろに入り、倒してしまった


「すまん、つい倒してしまった」


「いえいえ、しょうがないですよ!」


「そうか?交代だったのにすまんな」


俺は交代のタイミングできたモンスターを倒してしまったことを謝り、交代した


「アリス、お前は火神を使って殴れば余裕だと思うぞ」


「わかりました!」


アリスは俺に言われた通りにやって敵を倒していった


そのまま俺たちは最下層のボスの元まで難なくたどり着けた

また次回!

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