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眠いから途中まで

作者: せぬま

初めて書いたのでよろしくお願いします

イヤホンから音が消えた。

突然の事で何が起こったか分からなかった。


「勇気、早く起きなさいー」

キッチンに居るだろう母の声がドア越しに耳に響いた。

そして、ゆっくりと背中を丸め目をこすりスマホを探した。

手に取ったスマホを馴れた手つきで指紋でロックを解除し目を細めながらLINEを開きそのまま目を閉じ意識を落としていく。

「起きなさいっ」さっきとは違う音の響き、質感がし毛布を素早く蹴り飛ばし布団から出る。

母に叩き起こされ眠たい目をこすりながら洗面台に降りて行きやるべきことを終え朝食を食べ俺の部屋に戻り制服を着て充電していたスマホを抜きスラックスにしまい玄関に向かい光沢が禿げたローファーを履きイヤホンを耳に嵌め音楽を流し

誰もいない玄関に「行ってきます」と言い、家を後にし高校方面に向かう電車に乗るために駅へ歩みを進めた。

「音量を上げよう」そう思いスマホを取り出し音量を2段階上げスラックスに手を持っていき指を外した。

鈍い音がしたと同時に耳が下に引っ張られる痛みが走り、イヤホンから音が消えた。

突然の事で何が起こったか分からなかった。

だが、すぐに気づき「やべっ」と叫び、周りにいた人たちの注目を浴び恥ずかしくなった。

腰を下ろしスマホを拾い肩を落とす。

スマホが割れていたのだ。しかも、動かないのだ。









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