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残り物には福がある 〜一発大逆転してやるぜ〜 作者:もーがん
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第1幕

異世界ものです。ゆっくり楽しんでいってください
「今日でとうとうエデルも二十歳になったのだな あんなに小さな赤ん坊だったお前がなぁ」

「うん!今更改めて言うのも恥ずかしいけどこんなに大きくなれたのも父さんのおかげだよ」

そうだようやく僕エデルは待ちに待った二十歳の誕生日を今日迎えたのだ

「言葉遣いも気付いたときには大人になっていてお父さんは誇らしいぞ」

そう言いうるうると涙を流し始めた

「これを母さんが見てたらきっと喜んでいたんだろうな 見せてやりたかった」

そしてまた涙を流し始めたもはやうるうるなんてものではないなまるで目から滝だ

「やるべきことは沢山あるがまずは冒険者ギルドへ行って例のアレを済ませてこい」

「うん、行ってくるねぇ」

そうなのだ僕がなぜこれほどまでに二十歳になりたがっていたかと言うとこれから冒険者ギルドという場所で成人した人が必ず通る【職業付与】という儀式があるからだ。

ここでの職業というものはその後の自分の人生を大きく分けてしまう可能性のあるもので一度ギルドからもらった職業は基本一人一つしか頂けない。例外としてお金で強引に自分のなりたい職業になるという横暴なやり方もあると聞くけど貧乏街道一直線な僕の家庭とはどうにも縁がない話らしい。なんでもその人の体格、得意な武器の種類、その他にもその人の持つ知識などを全て考慮した上で決定されるらしい。【職業付与】がどのような方法で行われているかは口外してはいけないらしく知らないが僕が一番なりたいのは

「魔法戦士がきたらいいなぁ」

そう僕は魔法戦士という職業を望んでいる。理由?そんなの一つだ僕が暮らしているこのビヤルドの街の伝説の英雄がかつて授かり邪悪なドラゴンを倒したと言われるそれになり僕も人のために力を使いたいと思ったからだ。単純な理由だなだって?でも僕がそれで納得しているからいいんです。

「おいおい見てみろよ!あんな所に伝説の英雄になりたがっている次期英雄様がいるぜぇ〜」

「あいつなんか所詮ハズレ枠【農家】ぐらいが丁度いいだろ。なぁ兄貴?」

「ハッハッハッさすが我が弟だ英雄を夢見てて農家が本当に出たらすげぇおもしれぇなぁ!そのギャップがよぉ!」

そんな馬鹿のひとつ覚えのごとく僕に対する罵倒しかしてこない目の前の2人はノエル家の兄弟で金髪のオールバックを決め込んでいるのは兄のカイン。サングラスをして柄の悪さの着こなしを完全にマスターしたかのような服装の奴は弟のトールという

「まぁせいぜい良い職業が出ることを祈ってるんだな!農家なら俺らの家でこれでもかってほど働かせてやるからそんときは感謝するんだな!」

そう言い捨てて去っていった。本当にスンゴイ腹がたつ奴らだなぁ。まぁあんな奴らに僕の将来の夢をベラベラと話してしまったことが発端だからほとんど僕のせいなんだけどねぇ

そんなバッドイベントを掻い潜りとうとう冒険者ギルドの目の前まで来た。入り口の上にはドラゴンが炎の剣に討たれている様子が描かれた大きな盾が飾ってある。勿論さっきの英雄伝説のその人のことを表している。

このギルドの扉を潜れば僕は今より大きな人間になる。きっと…いや絶対に今まで僕を罵っていた人たちを超え…二人目の伝説の英雄になってやるんだ

期待と不安を和らげるため深呼吸を一つして冒険者ギルドへと僕は足を踏み入れた

シリアスものよりギャグものにしていきたいですね
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