異世界生活
なんとなく、こんな感じのを書きたくなったので、書こうと思いました、楽しんで読んでくれると幸いです。
「力也、もうやめておけよ、これ以上痛めつけたくはない」
俺、二階堂 力也は今ある男と村の噴水の前で1体1のタイマンをしている、学ランに身を包み息を荒くして相手に向き合う、もう頭はくらくらするし、立つのがやっとだった、たがこらは絶対負けられない喧嘩だ。
「うるせぇよ、お前みたいな雑魚の拳なんかすこしもきいてねぇぞ」
「あっそ、じゃあまだまだいくぞぉ」
そこ男は今にも倒れそうな俺に向かってきて、腹に思いっきりパンチを食らわせてきた。
「ぐわぁっ、む、むり」
俺は地面に勢いよく倒れ、意識が飛びそうなのを堪えた。
「またやっているのか、いい加減やめなさい」
低い大人の男の声がしている、そいつを叱っているようだ。
「はーい、でもいつも力也から戦いゴッコしようって誘ってくるんだよ」
「それでもダーメ」
へっ、俺はまた負けた、こいつには全敗だ、勝てる気が死ねぇこの、『武器屋のおっさんの魔法学校に入ったばっかの8歳の息子に』俺はそこから意識を失ってしまった。
数時間がたち、俺は自室のベットで目を覚まし、まだ痛む腹に手をやった
「おっ、起きたかお前また負けたのだろ、懲りないやつだな」
横を見ると、銀髪ロングのワンピースを着ている女が椅子に座って俺の学ランの傷を魔法で直していた。
「あ?うるせぇよ、負けることに慣れてねぇんだよ、だから勝つまでやめねぇ」
「バカ、人に迷惑をかけるんじゃありません」
ムスッとした顔で俺に説教をしてきた。
お前は、俺の親かよ。
まさかアレがこんなことになるなんて思いもしなかったぜ。
「ふざれるな二階堂と神童、お前らのせいでうちの学校の評価が下がるんだ、いい加減にしろ!」
俺は今高校の職員室で担任に怒鳴れていた。いつものことなんだけど。
俺は昨日、親友の神童 亮と一緒にゲームセンのUFOキャッチャーで遊んでいたら他校のヤツらに台を揺らされせっかく取れていたぬいぐるみを落とされてしまった。
「あっわりぃ、大の高校生がぬいぐるみなんか取ってたから、からかいたくなっちまっただけたんだよぉ」
「すぞ...殺すぞ」
あ、亮めっちゃキレとるなぁ。
亮は俺らが通っている学校で一番喧嘩が強い不良で、俺と一緒に高校の不良達に有名なんだけど、俺のフツメンと違ってイケメンの癖にぬいぐるみが大好きなやつだ。
俺は相手に睨みつけている亮の前に立って、学ランの裏に付いている名前の刺繍を見せた。
「お前らがどこの高校か知らんけど、ここら辺だったら二階堂と神童って名前聞いたことあんだろ」
他校のヤツらはそれをまじまじと見たあとに驚いた表情で後ろに下がった。
「あ、まさかこいつらここら辺仕切ってる最強の二人」
「どうする、謝り&UFOキャッチャー代払って半殺しにされるのと、何もしないでマジ殺しされんのどっちにする?」
相手が急いで財布を出そうとしたら、後ろから亮が出てきた。
「ぐはぁっ...」
一番前にいたヤツの顔面を殴って、失神させてしまい、それを見た後ろにいた連中は土下座をして財布を差し出した。
「許さねぇよ、何回もやってやっとキャッチ出来たんだよ、俺の努力を返しやがれ」
上から亮が見下し怒りをあらわにしている。
「亮、土下座と財布まで出してんだ、半殺しで許してやろうぜ」
亮の方に手を置いて言った。俺はコイツらを裏路地に呼び、亮と一緒にボコボコにして帰っていった。
その事が向こうの高校に知られてしまってここまで連絡が来たってわけだ。
「悪かったですって、もう喧嘩しましぇぇん」
俺がふざけたは返事をすると亮が真面目な顔をして、校長の机にドンッと手を置いた。
「先生、俺にも言い分があるんすよ、俺がどんだけぬいぐるみが好きか知っているでしょ、それに最初に喧嘩売ってきたのはアイツらっすよ、俺らが説教される筋合いはないんすよ」
そう言うと担任は、眉間にシワを寄せて立ち上がった。
「そんなことは関係ない、問題を起こすなと言っているのだ、喧嘩なら勝手にやられていろ、学校の評価を下げるなと言っているのだ、ゴミ共が!」
「あ?なんつったごらぁ」
その言葉を聞いた俺はとんでもない怒りに襲わせて、気がついた時には、亮が驚いたお顔をして俺をみていた、それもそのはずだ、亮の目の前には血を流して気を失っている担任とたくさんの教師に床に抑えられている親友がいるのだから。
「り、力也、お前」
「亮、わりぃな、つい感情的になっちまった、俺は高校クビだな」
教師達の抑えつけるのが強くなってきて、怒りが伝わってきた。
「おい、力也から離れろよ!糞教師に共」
その声も相手にされずに俺は退学、亮は謹慎になり、担任は全治3ヶ月の大怪我をして、入院をした。
それから家に帰り胸糞悪かったので学ランのまま寝た。
「二階堂 力也、貴様を許さない、お前にとっての一番の苦しみを与える」
頭の中に担任の声が響いてきた。
「あ?...っえ?」
目を覚ますと俺は体が重くなっていて。ゆっくり起き上がっあた、周りにはでかいバケモノや耳のとんがった女、コスプレ見たいな服をきた、人たちが俺のことをジロジロ見ていた。
「な、なんだこれ、嘘だろ」
その中にいた銀髪ロングの女が近ずいくる。
「あなた、見たことない服をきてますね」
お前らの服の方が異常だろ、と思いながらも今の状況を理解するのにそんなこと思っている暇はなかった。
「おい、ここはどこだ!夢か」
「でも...その服ダサいですね。」
俺の質問を無視されたのと、学ランをバカにされたので腹がたった。
「あ?えめェいい度胸してんな」
「はい?」
ポカーンって顔しやがって、どうせ夢なら女を殴らない筋の俺も殴らせてもらうぜ。俺はゆっくり立ち上がり、睨みつけた。
「くたばれ、ごらぁ」
女の顔めがけて思いっきり殴った。しかし女は倒れも悲鳴もあげずに睨んできた。
「え、まじで?」
普通な大人なら気絶するレベルの俺のパンチだぞ、何故倒れない、それにここは異様に体がおもいぞ。
「もぉ、なにすんのさ」
「ぶはぁっ」
その女にビンタをされて数メートル飛ばされた。
「夢、じゃねぇ...」
そうして俺は気を失った。
これが俺の最悪の異世界生活の始まりだった。
これからもどんどん投稿して行きます、女王アリスと言うさくかも書いているので宜しくお願いします。