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演劇ですか?やっと異世界です

読者のみなさま大変長らくお待たせしました。いよいよ主人公が異世界へ行ってくれて僕個人としてはうれしい限りです。そもそも異世界モノが書きたくてこの作品を書き始めていたので異世界に行く前に飽きてしまうのではないかなと思ってました。僕がですけどね。新天地を迎えた主人公をどうぞ見守りください。

演劇をしようとしていた僕は気が付いた時には森の中に横たわっていた。

「ん?何でさっきまで舞台袖にいたのに森の中で倒れているんだ・・?」

突然の出来事に頭の整理が追い付かず思うように言葉が出ないんだけど。

「さっきまで舞台袖にいたよな?何でこんなとこに・・・」

辺りを見渡しても木々が茂っているだけで人の姿はない。

「ま、まぁいい。緊張の余りに倒れて夢でも見てるのだろう。そのうち舞台袖か保健室で目が覚めるさ。」

そのあと十数分が経過したが風が森を切る音がする以外は何も起きない。

「おかしい・・・。何なんだよ一体・・・」

そこでふとある事に気づく。

「なんだこの服?さっきまでドレスを身にまとっていたのに」

よくよく考えれば一年生だけで劇をやるっていってもいきなり男子に女役とかさせるかよ。

「んー、どうみてもローブだよな。醜いお姉さまから魔法使いにジョブチェンジしちまったよ」

ん?なんでローブだけで魔法使いって断定したのだろうか。

「ちょっと待てよ。じゃあここは・・・!」

確信の無い期待を胸に僕は木々の間を縫うように走り出した。

夢のはずなのに体力の疲弊を感じたが大して気にはしなかった。

「み、道があるぞ!」

森の中を少し抜けた先に一本の道を探し当てた。

「これどっちに進めばいいんだ?」

これあれだよな、最悪方向間違えたらお城にいけないからな。慎重に考えなければ・・・!

「ええと、南に太陽があるからあっちが北でこっちが東・・・。そもそもここ日本ってことでいいんだよな?」

方角についてああだこうだ考えていると道の先から馬車の姿が現れた。

「うおっ、馬車なんて初めて見たぞ!人がいるはずだから声をかけてみるか」

馬車が近づいてくると後ろの荷車に初老のおじいさんを発見した。

「人だっ、でも日本語でいいのか?シンデレラって元は外国の話だよな?じゃあやっぱ英語で話しかけるべきだよな・・・へ、ヘーイ!」

「ん?どうしたボウズ、こんな森の中で。もしかして迷子か?」

あれっ、このおじさんどうみても白人なんだけど日本語ペラペラじゃん・・・

「ええと、ここがどこだかわかりますか?」

「なんじゃ、本当に迷子だったんかい。ここはティフルの森だよ。こんなとこで何をしているんだい?」

「い、いや・・・それよりおじさんはどこへ向かっているんですか?」

「ボーバンでええよ。なに、隣町のお城までちょっとな。」

「お城?何かあるんですか?」

「ボウズは隣町の子じゃないのかい?なんでこんな所に」

・・高校生にもなってボウズって言われることに少なからず不満を感じるが今はそれどころじゃない。

「そ、そんなことよりっ。お城で一体何が!」

「う、うむ。実はな、今夜隣町のお城で王子が主催でダンスパーティが行われることになっておるんじゃ。普段なら貴族様などの一部の方のみしか中に入ることができんのじゃが、

今回はわしのような市民も中に入ることができると聞いて今こうして向かっているのじゃよ」

これあれじゃん、シンデレラの夢見てるよな絶対。

「な、なぁボーバンさん。よければ僕をお城まで連れて行ってほしいんだけどダメかな?」

「何じゃ、ボウズもお城に行くのかい。じゃあさっさと乗った乗った!」

「初対面だったけどボーバンさんでよかったよ!じゃあお邪魔させて頂きます!」

「ええんじゃよ。二人の方が会話ができて楽しいからの。してボウズ、名前は何という?」

「賢治っていいます」

「ケンジーというのか。変わった名前じゃのお」

何かちょっと名前変わっちゃってるけど特に気にすることもなく僕は馬車の荷車に勢いよく乗り込んだ。

今回も僕の作品を読んでいただき大変ありがたく存じています。口調がおかしいのはここ2~3日寝不足で頭が働いてないからなので伏線とかそんな深い意味はないです。これからはいよいよ本編ってことで内容も量もちょいちょいましましにしていこうかなと思ってます。最初にお手軽とか言っててすいません。書きたい事が沢山あってキーボードさばきが頭の中の想像に圧倒的に追い付いてなくて困っている作者です。次回も翌朝にでも投稿したいなと考えておりますので次回もぜひお楽しみください。

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