演劇ですか?そもそも入学式始まってません
前回の後書きにも書いたんですけど異世界モノなのに主人公異世界いってないじゃねぇか!サブタイトルがすでに異世界行ってませんアピールしてるぞ!っていうのが僕の心境です。まぁ、前振りがあってこそ本編が生かされるってことはよくありますからね!前振りの伏線を回収できるほど僕文章力も国語力もないですが。とりあえず一話見たら二話も見ちゃえって流れでよろしくお願いします!
世間話もそこそこに僕と藍はクラス編成が掲示されている昇降口へ向かう。
「お、あれだな。近くに寄らないと読めないな」
「あ、私の名前があったわ。B組だって。あなたはどうなの?」
「えーっと、おっ、奇遇じゃないか。僕もB組だ」
「なんか、一緒のクラスだと知ると何だかうっとおしく感じるわ」
「お互いさまだという事を覚えとけよ」
「どうしましょう?一年生の教室が最上階の四階だから途中で他の教室でも見て周る?まだ時間全然あるし」
「いや、僕は部活棟に向かうよ。なんかもう部室を見に行きたい」
「あらそう。じゃあココでお別れね。先に行ってるわ」
「そういえばお前部活動は決めてただっけ?」
「言ってなかった?私も演劇部に入ろうと思っているわ。あなたの演劇好きの元凶だし」
「そんな風に思ってたのか。僕自身今の自分には満足してるし演劇に出会えて良かったと思ってるからそんなに気負わないで欲しいんだけど」
「どうせほかに入りたい部活も無かったし、同じ中学校の子があまり入学してこないからいっそ私もどっかの読書家みたいに派手に高校デビューしようかなって思ってるわ」
「勝手に人を高校デビューさせないでくれよ。藍がいいならいいけど放課後の部活も遺書とかそれこそうっとおしそうだな」
「お互い様よ。じゃあまた後でね」
階段を昇る藍に手を振り昇降口を後にした。
「ん?部活棟ってどこだよ・・・」
どうやら早く登校していて正解だったようだ。
藍と別行動を始めたのはいいが校内の地理を把握してなかったため部活棟探しのついでに校内を軽く歩く羽目になった。
「中学校に比べて明らかに広いな・・・」
高校に来たことを改めて感じつつようやく目的地である部活棟を見つける。
「校舎もだが部活棟も新しいよな。この高校でよかった」
冷静を装っているつもりだが自然と閉まっている戸に手を伸ばしてしまった。
「まぁ閉まってるだろうし。いやもしかしたら朝練ってことで誰か来てるのかも・・・」
ガチャン!部活棟の戸が勢いよく開いた。
「まさか開いてるとは思ってなかったな。どっかの部が朝練でもしてるのかな?」
演劇部の部屋を探すついでにどの部活動が朝練をしているのか覗こうといたが、
「あれ、ここでもないのか。残り一部屋だぞ」
部活棟の一番端、演劇部の部屋の前に辿り着く。
「残りは演劇部だけか。一体どんな練習をしているんだろう」
戸に手をかけ少しずつ覗き込むように開けるとステージ小道具に囲まれる一人の男性を見つけた。
「誰だろう。一人で練習してるのかな」
黙って朝練を見届けようとした矢先に携帯が鳴った
「誰だ!そこにいるのは!」
「ひっ」
怒鳴られたことに思わず驚いてしまった。最初から堂々としていればよかった。
「すいません、覗き見する気はなかったんです」
「知らねぇ顔だな。ひょっとして一年生か?」
「そうです。星野賢治と言います。演劇部に憧れて入学しました」
「へぇ、じゃあ中学校とかで演劇やってきたのか?」
「いいえ、中学の時に峰ヶ丘高校の演劇を見ただけでずっと帰宅部でした」
「じゃあ諦めな。うちは経験者以外お断りって事になってんだ基本」
「え・・・・?入部できないんですか・・・?」
「まぁ、基本はな」
「演劇部に憧れてこの高校に決めたんです。どうにかして入部出来ませんか?」
「例外としては演劇部部長の三年A組高宮隼先輩に直接交渉でもしてみることだな」
「いきなり部長さんとご対面しなきゃってことですか・・・」
「入部届はうちは部長が全て握っているからな」
「わかりました、放課後また来ます。すいませんが先輩の名前を伺ってもいいでしょうか?」
「そんな畏まるなよ。二年A組の加賀美鏡だ」
「はい、鏡先輩ですね。これからよろしくお願いします!」
「あぁ、よろしく・・・」
「じゃあ、失礼しますね」
名前も聞いたしそろそろ教室に向かおうと演劇部の部室から出ようとする僕だったが、
「おい、ちょっと待て星野」
「は、はい。何でしょうか」
「今日の朝俺が部室にいたことなんだが・・・いや、なんでもない」
「はぁ」
「入学式に遅れるんじゃないぞ」
「はい!」
何か言いたそうだった鏡先輩を尻目に僕は部活棟を後にした。
・・・。
待ってくださいそのうち本当に異世界行くんでほんとに。
僕自身もなかなか本編に行けず困ってたので友人に相談したらですね、「一話辺りの字数が少なすぎるんじゃないのか」との指摘を受けました。最初に話しをしていた通り何かの片手間に読める程度の量を目標にしてるので1500字程度に済ませようとしてたのですが友人曰く「一話につき3000文字程度が普通じゃないの?」とのこと。
つまり僕の場合一話に対する進行速度が普通の人より倍も違うってことなんですよね!いかに読者に続きを気にならさせるかの駆け引きと焦らしプレイ。意外と僕はやれるかもしれません。ともかく、字数は変更しないにせよ更新ペースはできるだけ早めに行おうします。ネタは思いついたときが一番活きますからね!定期更新というわけではないので毎回の更新スピードにムラがあるかとは思いますが温かい目で見守っていただけることを願っています。