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俺と彼女の日常につき  作者: 寺本 ひろ
9/10

あとで決めます・・・・・・

 どうも寺本です。

 今回もまた時間が空いてしまいましたが、一作品書ききるのが当初の目できであったため諦めるわけには……ってめっちゃ追い込まれてるのばればれやん……みたいな言いまわしですが、いえ、まだ物語も序盤の序盤。

 こんなところで止まってられません。はい。笑


 今回はちょっと期間もあいてしまった事もあり、このまえがきを利用し、今までやってこなかった登場人物の紹介をしてから物語に入りたいと思います。

 でわ……

 

 夢本紘也(ゆめもとひろや)

 久美川学園、2年B組。

 本作の主人公。

 趣味は読書とアニメ鑑賞。帰宅部。

 中学1年の終わりまでは陸上部に所属していた。

 髪型は坊主頭から少し伸びたのを自然な感じにカットした感じ。


 佐々山結衣(ささやまゆい)(佐山有美)(さやまゆみ)

 久美川学園、2年B組。

  紘也が中学時代に陸上の大会で知り合い、その後練習会で再会したことがきっかけで、そこから6ヶ月間紘也と自主練習を共にしていた。当時は佐山有美と名乗っていたが、高校2年の2月、紘也の通う高校へ転校生としてきた際には、何故か佐々山結衣と名乗っている。その原因はまだ不明。


 佐中孝司(さなかこうじ)

 久美川学園、2年B組。

 紘也の親友にしてオタク友達でもある。帰宅部。

 陽気な性格でいつもハイテンション。

 軽く茶色に染めツンツン頭にしている。


 中瀬志歩(なかせしほ)

 久美川学園、2年B組。

 紘也とは1年の時から同じクラス。

 席替えをする度いつも紘也の近くの席になるため、自然に紘也と仲良くなり、今では紘也が唯一気兼ねなく話せる女子生徒。

 


 夢本冴希(ゆめもとさき)

 久美川学園、1年A組。

 紘也の妹。

 勉強、スポーツ共に万能。

 冴えない紘也とは対照的に、学園のアイドル的な存在になりつつある。

 黒髪ショートカット。  

 一年生にして、陸上部の女子エース。インターハイにも出場している。


 瀬川夏奈(せがわかな)

 久美川学園、1年A組。

 冴希の親友。


 田山陽子(たやまようこ)

 紘也達の担任。28歳独身。

 サバサバした性格で怒るととても怖い。


 加藤康行(かとうやすゆき)

 陸上部顧問。

 学生時代にはかなりの有力選手であった。

 中学時代に紘也の自主練習を見てから、紘也の才能を開花させたいと考え、常に陸上部へ勧誘してくる。


 「あぁ覚えてるさ、久しぶりだな……佐山……」

 「…………うん、久しぶり」

 「そういやあの頃、おれいつもお前をここで待ってたっけな」

 「そうだよ。あたしあの頃一回たりともあんたに待たされたことはなかったよね」

 「あ、あぁ……そう……だな」

 「でしょ」

 「ん…………」

 「紘也……………」

 あぁ……懐かしいなそう呼ばれるのも……だけど……

 「なぁ佐山……ここへきてだけど、だけどひとつだけ言っていいか」

 「ん?」

 「あのなぁ……」

 「何?」

 「さっきからなんかちょっといい感じのシーンみたいな流れになってるけど……俺がいつも早めにきてお前を待ってたできた奴(・・・・)だったみたいな感じになってるけど」

 「なに……………」

 いやいや、なにもくそもない……それは……

 「それはお前がぁ……」

 「あ……あたしが?」

 そうお前が……

 「毎回毎回遅れて来てたからだろうが――!」

 「…………だから何よ」

 「なによじゃねぇ!」

 空口笛吹いてんじゃねーよ何の真似だよ……。

 「べつにいいじゃん、ちょっと遅れてきてただけだし、それに今更そんなこと言ってくるなんてちっちゃい男ね。べーだ」

 ……なっ……このやろう……

 「ちょとってお前、俺はあの冬の日……忘れもしねぇ……極寒で雪のちらつく中、俺は30分も待たされ凍え死にそうで……………んでもってあの日は………………で…………かと思ったら……でだなぁ!………………だろうが!」

 俺は思いつく限り、当時佐山に待たされた思い出をぶちまけてやった。

 「……はぁ……悪かったわよ」

 「…………全然そんなこと思ってねぇだろお前」

 「なによ!ちゃんと謝ってんじゃない!」

 「…………」

 まぁいいか……俺もなぜか久しぶりの再会に少しばかりびびっていたものの、なんかさっきまでの緊張感がなくなったことで少々言い過ぎた。

 「ふん……」

 若干拗ね気味の佐々山だったが、いったん落ち着いたところで……

 

 「……はぁ……まぁもういいわ。で、えーっと……その……今日はなんの話だった?」

 とりあえずここは自分でもびっくりするくらい、あっさりと聞いてしまった。

 「……なんか言う気失せた」

 ……はあ?いやいや俺がここまで勇気振り絞って時間に間に合うかどうか必死でチャリぶっ飛ばしてきたのはなんだったわけ……。

 「いや……すまんかったって……ほんと」

 「じゃぁ……言うけど……」

 なんだやっぱ言うのかよ……でもこうなるとまたちょっと緊張してきたなおい……。

 「お……おう」

 「その前に」

 「……ん?」

 「……ジュース」

 「は……?」

 「だからジュース!買ってきて。そしたら言ってあげる」

 なっ……意味がわからん……この女……。


 ※※※


 「……ほらよ」

 「はい、ありがと」

 仕方なく買ってきた。

 ていうかだいたい何なんだよコイツ……確かに、もともとなんか抜けてるところがあったり我がままだったりしたけど……久しぶりに会ってここまでとは……。

 「……で?」

 「ん?」

 「ん?じゃねぇよ!……っ」

 「あははは!そんな怒らなくてもぉ~。まぁ仕方ないなぁ、ジュースも買ってきてくれたことだし?話してあげるよー。」

 意味がわからん……というかなんだその上から目線は。

 学校では逃げ回られ、急に呼び出されて来てみればいきなりジュースを買わされた挙句にこの扱い!?

 「おまえなぁ……いちいちそういう……。まぁいい、早く言えよ」

 すると時計台にもたれかかり俺が自販買ってきた小さいパックのジュースを飲んでいた佐々山は、それを一気に飲みきってゴミ箱へ捨て、一呼吸おいて少し改まった表情をつくった。

 そして俺を見つめ、また一呼吸おき……

 「付き合って」

 ……………………は?っていうか…………またそれかよ。

 中学1年の夏……確かあの時もこんな感じだった。

 当時佐々山は……いやその時は佐山か……佐山は練習に付き合って欲しいという意味で俺にいってきたのを、俺は一瞬交際を申し込まれたと思いあたふたした記憶が……いやあれは仕方なかったよね?俺は悪くなかったんだからね?

 ということで……まぁ今回もおそらくそういうことなんだろう。

 まぁ考えてみればこういう奴だった。いつも突拍子もないタイミングでこういう事を言ってきやがる。数年ぶりに会ったとか……こいつには関係ねぇんだろうな。

 でも……悪い佐々山。今の俺は……もう……。

 「…………すまん」

 「……え?」

 「悪いがその誘いにはもう乗れん」

 「……あぁ……なるほどね」

 「なるほどね?」

 「うん、まぁ何となくその反応はよめていたからね」

 どうやら佐々山も分かっていたようだ。俺がもう陸上競技を続けてないことを。

 まぁそれも当たり前か。陸上部にいない時点でもう気づいていただろうな。

 でもそれなら尚更……どうして……

 「だったらなんで今更そんなことを……」

 「うーんそうだねぇ」

 「……?」

 「あたし、知ってんだよねぇ」

 「……え……何が?」

 知ってる……って何をだ?

 「確かに、あんたは今陸上競技(・・・・)はやっていない。」

 「あ……あぁそうだ。だから……」

 「でもまだ走ることはやめていない」

 「……」

 「ごめん、冴希ちゃんから聞いちゃった。あんたが週三で走ってること」

 「っ……」

 なるほど……そういうことか。

 


 諸事情により今回はタイトル未定です……。

 は?いっつも適当やないか!って?

 はい……すみません。

 言い訳もございません。

 

 とりあえず最近忙しくて時間がないので(すみませんこれもいいわけですが)……

 今回はここで。

 

 そして最後にこれだけは。

 ここまで貴重なお時間を裂きここまでお付き合いくださった方に最大の感謝を。

 お立ち寄りいただき本当にありがとうございます。


 2015年6月16日。寺本。

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