39/57
第3章-11
そして、冬の冷えた風が僕たちを包むように吹いたけど、寒さが感じなかった。
暖かった。こよみとこうしていられることが……
僕に残された時間は後どれくらいなのだろうか?
長くても後一ヶ月。でも、短ければ今すぐ。
それでも、僕は生きていきます。
それでも、僕は生きています。
それでも、僕は一人の女性に恋をしています。
それでも、僕は夢を見ています。
それでも、僕は歩いてます。
それでも――
いつかきっと終わりが来る。
でも、僕はそれに恐れはしない。
だって、今が一人じゃないじゃから――
いろんな人といるから――
だから、怖くないんだ――




