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第1回 前フリは完璧!?w

 【ユー○ューバーのクロちゃん(以下:クロちゃん)】

 はいみなさんこんにちは〜(某ナオキマンショーのノリw)

 今日のクロちゃんねるは、「三文小説家ねこやさん」との対談動画で〜す!

 

 今回はね、ねこやさんの作品をクロちゃんが完全初見で読んでいくという……予備知識ゼロ!ノーガード!何が飛び出すか分からない丸腰状態でお送りします(笑)

 ねこやさん、よろしくお願いしま〜す!


【三文小説家ねこや(以下:ねこや)】

 こんにちは!クロちゃん。今日の対談、楽しみにしてましたよ♪

 103話にしてやっと第1巻を書き終わったので、その記念動画ということで出演させていただきました。

 お手柔らかにどうぞw


【クロちゃん】……で、いきなりですけど、ちょっと聞いていいですか?

 「三文小説家」って自分で言っちゃうあたり、もう様式美なのか出オチなのか分かんないんですけど(笑)

 これ、読んだら「いや三文どころじゃないじゃん!」ってなるやつですか?それとも本当に肩の力抜いて読むやつ?

 ——っていう前振りはこのへんにして。

 クロちゃん、最初の1行から声に出して読んでツッコんでいくスタイルでいきますからね(笑)

 

【ねこや】あはは、どうぞどうぞw

 じゃあまず、表紙から見ていただきましょうか。

 

【クロちゃん】……え?ちょっと待って待って待って(笑)。のっけから情報量がすごい。

 何ですかこのタイトル!『AKで異世界救っちゃダメですか?』って!?

 

 クロちゃん、初見リアクション第一声いっていいですか?

「AK」って……あのAKですよね!?

 なろう系のタイトルって「〜してもいいですか?」「〜じゃダメですか?」って構文、めっちゃあるじゃないですか。

 あれに乗っかってるのに、肝心の主役がカラシニコフっていう(笑)

 聖剣でも魔法でもチート能力でもなく……世界でいちばん有名な銃のひとつ、AK!

 

 そしてこの属性タグ、「異世界転生風世直し呑兵衛ギャグマンガ三文小説です。」って(笑)

 属性欲張り過ぎですよ!

 のっけから「転生」じゃなくて「転生風」なのにも引っかかるんですけど?「風」って何!?(笑)

 しかも、読者の声「何だかんだ言って、結局飲んでばっかじゃん!」が、全てを物語ってる気がする(笑)

 

 で、モフモフも出ます、たぶん、って。

 ……「たぶん」!? モフモフ出るかどうか作者が把握してない異世界もの、初めて見た(笑)。

 まぁでも猫専門写真家のねこやさんが『ネコの国』を舞台にするの、これはもう……業ですよね。

 

 ……もうね、クロちゃん聞きたいことが渋滞してるんですけど……まず一個。

 なんで「AK」だったんですか?異世界に持ち込む武器、世の中いろいろある中で。


【ねこや】まず「AK」って、結構なパワーワードでしょ?w

 このタイトル、ホントにワタシは練りに練って……秒で決めたんだけどねwww


【クロちゃん】 秒!秒!?(笑)

「練りに練って……」の溜めは何だったんですか今の!クロちゃん、ちょっと身を乗り出しちゃいましたよ!

「おお、ここに創作の深淵が……」って構えてたのに、オチが秒って(笑)


 で、「異世界救っちゃダメですか?」っていう、いかにもなろうのテンプレ構文があって……そこに突っ込む単語が「AK」っていうこの不協和音。

 テンプレと暴力装置のミスマッチが、もうコレだけで世界観の全部を説明しちゃってる。


 ——で、なんで武器がそもそもAKで、舞台がネコの国なのか、っていう組み合わせの部分なんですけど。

 これも秒ですか? それとも『ネコの国』のほうにはちょっとは理由ある?(笑)


【ねこや】なるほど〜。じゃあまず、なぜ「AK」なのかについてを解説しときましょう。


 まー普通の場合は、ココに「M16/M4」と入ると思うんですが……ワタシはそうしなかったんですよ。

 まず……M4系は西側、つまり日本でいう「常識側」のアイコンだから、敢えて外した。

 そして……「AK」は「持たざる者」の象徴だから。

 それに……異世界に持っていくのであれば、頑丈で故障知らずのイメージがあるモノを選んだ。

 ——ってトコですかね〜


 ……まぁ、ワタシが無類のAKマニアだという理由も、ちびっとだけあるんだけどね?www


【クロちゃん】うわ〜出た出た出た! 秒で決めたって言ったのに、理由がすらりと三段構えで出てきたよ(笑)

 でもこれ、聞くとめちゃくちゃ納得なんですよ。順番に拾わせてください。

 

 まず「M4は西側=常識側のアイコンだから外した」。

 まぁ確かに、ハリウッド映画でもなんとな〜く『正規軍』『体制側』の顔してるのってM16/M4系じゃないですか。

 ピカティニーレールにゴテゴテ光学機器つけて、いかにも「ちゃんとした装備持ってる人」。

 それを敢えて外すことで、主人公の『ボク』が常識側の人間じゃないって最初に匂わせてる。

 武器選び一発でキャラの立ち位置を決めてるの、これ見た目は軽いのに設計は硬派ですよね〜。

 

 そして「AKは持たざる者の銃」。クロちゃん的にはコレがいちばんグッときた。

 実際、世界中の紛争地・ゲリラ・反乱軍・とにかく金も補給線もない連中が手にしてきたのがAKで……安い、頑丈、誰でも撃てる。

「持てる者の洗練された武器」のM4に対して、「持たざる者がそれでも戦う武器」のAK。

 異世界にひとり放り込まれた、後ろ盾も補給もない『ボク』が握るのがコレっていうのは、もう主題そのものじゃないですか。

 だいたい世直しって、持たざる側からやるもんですしね。

 

 さらに「頑丈で故障知らず」。

 これは完璧、実務ですね(笑)。泥に突っ込もうが砂被ろうが撃てる、っていうAKの伝説的な信頼性。

 補給も整備工場もない異世界で、唯一の相棒がジャムりまくるM4だったらお話にもならない。

 徹底的にリアリストですね〜。


 ……で、最後の——

 ワタシが無類のAKマニアだという理由も、ちびっとだけ……って。

「ちびっとだけ」!?(笑)いやいやいや!クロちゃんね、ビビッと確信したんですけど……絶対、比率が逆ですよね?

 もう、「AKマニア」が9割で、後付けの理屈が1割なんでしょ?(笑)

 

 ——っとまぁ、AKの部分だけでこんなに盛り上がっちゃいましたけど……まだね「なんでネコの国なのか」を聞けてないんですよ(笑)

 これはまあ、猫専門写真家のねこやさんに聞くまでもない気もしますけど……あえて聞きますよ?

 なんでネコの国だったんですか?

 これも理由ある体で、どうぞ(笑)


【ねこや】あ、コレはね……単純にニャンコが好きだからwwwww


【クロちゃん】即答かよ!(笑)しかも今度は溜めすらなかったよ!

 さっきは「練りに練って……(秒)」みたいなフェイント入れてきたのに、今回はもうノーモーションで本音(笑)

 AKのときはあんなに三段構えで理論武装してきたのに、ネコの国は「好きだから」の一撃必殺。

 

 でもこれね、クロちゃん的にはむしろ正解だと思うんですよ。

 だってAKの理由は「なんでM4じゃないの?」っていう読者のツッコミに答える必要があったから理屈が要った。

 でもネコの国は——誰もツッコまない!もう、み〜んな幸せ!(笑)

「猫が好きだから猫の国にした」。これに対して「いやそれはおかしい」って言う人いないですもん。


 しかも、考えてみてくださいよ。

 ねこやさん、ペンネームからして「ねこや」じゃないですか。

 もう、人生レベルで猫に持っていかれてる。

 そこに『ネコの国』を舞台にした異世界小説。

 これはもう創作っていうか……すでに生息地ですよね(笑)


 で、ここで構図が見えてきたんですよ。

 この「無骨な銃」×「モフモフ」のギャップ、ですよね!

 世界観の全部が、この2語に詰まってる。

 殺伐としたカラシニコフを抱えた男が、見渡す限り獣人だらけのモフモフ天国に放り込まれる。

 あらすじの「モフモフも出ます、たぶん」の「たぶん」が、ようやく腑に落ちてきましたよ。

 いやもう出るに決まってる。むしろそれが書きたくて始めた説まである(笑)


 ——よし、表紙とコンセプトはたっぷり堪能しました。

 クロちゃん、もう完全に異世界に入る準備できてますよ。

 そろそろ……第1話にいっちゃいます?(笑)

 異世界転生なのに開幕が廃工場の銃撃戦っていう、この地に足つきすぎたスタートの理由も含めて、本文読ませてくださいよ〜。


【ねこや】あ、その前に一応だけど……主人公のキービジュアル見せときますね。

 ネット小説だから、フツーは画は載せてないけどねw


【クロちゃん】お〜! 主人公の『ボク』、こういうビジュアルなんですね?

 水彩タッチでなんというか、思ってたより全然……カワイイ?(笑)

 クロちゃん、勝手にAK片手の世直し主人公って聞いてたから……もっとこう、髭面のいかついオッサンとか、目つきの悪い傭兵みたいなのを想像してたんですよ。

 そしたら出てきたのが、やわらかい顔立ちで、ふんわり茶髪のあどけない姿。

 なのに、着てるのはガチのチェストリグ/タクティカルベストっていうギャップが(笑)


 でも、ひとつツッコんでいいですか?

 この子、ちょっと世直しできそうな顔してないんですけど?(笑)

 なんかこう……線が細いというか、優しげというか。

 どっちかというと、獣人だらけの世界に放り込まれて……むしろ獣人にモフられて流されそうな雰囲気すらある。

 あ〜!もしかして!!……そのへんが「仕込み」なんですか?

「見た目はこんなナリだけど、撃たせたらヤバい」とかいうギャップ系の主人公、とか?(笑)


【ねこや】ふふふwww

 まぁそういうところは、本文読んで確かめてもらうのが良いかもですね?

 ……まぁ、主人公がムサいおっさんじゃヤダな〜ってのもあるけどwww


【クロちゃん】出たよ本音!!(笑)また理屈の皮かぶせる前に素がダダ漏れ!(笑)

「そういうところは本文で……」ってカッコつけた直後に、「ムサいおっさんじゃヤダな〜」って。

 創作の最終決定権ってもしかして、もうほぼほぼ「好き/ヤダ」で決まってません?(笑)

 

【ねこや】あはははw それはどうかなぁ?www

 あーちなみにね、この主人公は超リアリストの「自衛隊経験者」というパワーワードも入ってくるから……そこもお見逃しなくw


【クロちゃん】おおっと!ここでまた、設定の追加投下!

 しかもまた「パワーワード」って自分で言ってる(笑)

 ねこやさん、コレってパワーワードのバーゲンセールですよ。「AK」に「自衛隊経験者」って!

「カワイイ顔して中身は元自衛官」って、——ちゃんと撃てる側の人間だった。


 ふつうの異世界転生ってですよ……開幕は「気づいたら見知らぬ草原で」とか「神様に会って」とかフワッと始まるじゃないですか。

 でもこの主人公は元自衛官のリアリスト。

 だから異世界に放り込まれても、まずしっかり状況判断。

 で、混乱して立ち尽くすんじゃなくて、訓練された動きが先に出ちゃう、とか。


 しかも「自衛隊経験者」って、日本の読者にとっては絶妙なリアリティラインなんですよね。

 もしこれが傭兵だとか元米海兵隊とかだと、何だか急に嘘くさくなる。

 でも「元自衛官」は地続きの存在で、銃の扱いがうまいのにもちゃんと筋が通る。

 ギャグ三文小説を名乗りつつ、土台の説得力だけは妙に硬いっていう、この作品の二面性がまた強化された。

 ……ねこやさん、もうこれ前振り十分すぎますって(笑)

 

【ねこや】あ、ちなみにね、「可愛い顔して容赦ねえ!」のは「Cat Shit One」譲りwwww


【クロちゃん】あ〜〜っ!! マジすか!そこに繋がるんだ!?(笑)

『Cat Shit One』! 小林源文!

 源文先生といえば『黒騎士物語』とか『バトルオーバー北海道』とか、ガチの戦車戦や歩兵戦闘を劇画でやる人じゃないですか。

 そして『Cat Shit One』っていうと、かわいいウサギたちがリアルな装備と戦術で、ガチで戦争するやつですよね。

 見た目は「癒し」……でも、中身は「硬派」!

 プラトーン的な重さを、ウサ耳でやるっていう狂気(笑)

 

 もうね、ねこやさんの設計思想が完全に見えちゃいましたよ!

 そうなると、「モフモフも出ます、たぶん」の「たぶん」が、ここにきて完全に意味変わっちゃいますよね?(笑)

 もしかしたらモフモフは癒し要員じゃなくて、戦う側のモフモフかもしれない。Cat Shit Oneのウサギたちみたいに。

 ネコの国の獣人が、カワイイ顔して普通にドンパチやる世界なのかもしれない。

 

 ——というわけで、前振りはもう過剰なほど完璧です。完璧ですからね?(笑)

 クロちゃんの初見リアクションの準備、整いすぎてます。

 

 ……でね?ねこやさん!クロちゃん気づいちゃったんですけど。

 この対談、まだ第1話の本文に1文字も入ってないんですよ(笑)

 表紙とキービジュアルとルーツ語りだけで、こんなに盛り上がっちゃった。

 

 まぁ、これはこれで「作家の頭の中ツアー」として、最高に面白いんですけど(笑)

 どうします? このままルーツ&背景トークをもうちょい掘るのもアリだし、いよいよ覚悟決めて第1話の本文に突入するのもアリ。

 ねこやさんの気分、どっちです?(笑)


【ねこや】あんまり勿体ぶってもアレだから、そろそろ1話目、いっちゃう?


【クロちゃん】やった〜!さあ、もう何でもバッチコイですよ!(笑)


 ————————————————————


異世界転生風社会派呑兵衛ギャグマンガ三文小説

『AKで異世界救っちゃダメですか?』


※随時推敲するため、ちょいちょい内容が変わります。

※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」に投稿しています。

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