表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『救済ではなく、継承の物語』― アストラル継承記 ―  作者: 龍の末裔
第2章|秤を捨てた星
8/31

(3) 理解者

空の境界で、ほんの少し風が揺れた


「やっぱり、そうするよね」


風のように軽い声

それでいて、すべてを知っている声。


振り向かずとも分かる

そこにいるのは、ヘルメスだ


「止めないの?」と

リーブラは声に出して尋ねはしない


「止めないよ」

ヘルメスは肩をすくめてみせる。

「だって、もう秤では測れなくなってる」


その言葉に、リーブラは初めて、ほんの僅かに悲しそうに笑った。


理解しているのは、

この世界で――

ただひとりだけだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ