表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

306/310

304 わかってたことじゃん!

 それからは、やけ食いに、やけっぱちの候補者探し。


 ココミクが復活。エヌケイビーやペンタゴンの従業員も。

 清掃のおばちゃんローズロズ、下着屋店長、大学の守衛まで出てきては、もはや収拾不能。

 シュウ、ラン、ンラナーラ、お館様の名が出なかったことが不思議なくらいに、広がっていった。



 このまま終わってしまえば、ヨウドウとの約束を果たせない。

 今日のところをどう始末をつけるか。

 明日になれば、あるいは明後日になれば……。



 と、ここで、ジンが粘り腰を見せてくれた。


「わかってたことじゃん!」


 私たちの力でできることって、限られてる。

 そこにミリッサやランや、ショウジョウさんまで加わってくれて、ここまで来た。

 でも、何かを、というか誰かを突き止めるところまではいかなかったってこと。

 今日のところはね。



「うん。でも、悔しいよ」

「アイボリー、それ、みんな一緒」

「悔しー!」

 とミカン。

「うん、今日が最後って言ったけど、どうだろ。新情報も今日、たくさん出たことだし、ボク、もう少し粘って考えてみたい。いいかな。許してくれるかな」


 娘たちが頷いた。


「ガリさんは? いい?」

「私もジンさんの意見に賛成です。ミリッサ先生のお顔を見ていると、もうちょっとやれ、って書いてありますし」


 視線が集まった。


「ガリさん。そんなに俺の顔、アニメみたいにわかりやすい?」

「ええ、ええ。ランさんのほくろじゃないけど、先生の顔のパターン、研究するまでもなくわかりやすい。だから、よね」

「だから、なんなんです」

「この子たちがついて行くのは」


 ヨウドウまでが言い出した。

「お、そうか。ガリさん、さすがだ! こいつがなぜ学生たちに人気があるのか、今、分かった! 単純だからだ!」

「おいおいおい!」

「あん? 不満か? なら、言いなおす。裏がないからだ!」



 ジンが最後を締めた。


「じゃ、ミリッサもガリさんもヨウドウ先生もOKみたいだし、後四日だけ、頑張る。木曜部活、そこで最後の案出しをする。いいかもって案が出たら継続するかもしれない。出なかったら、きっぱり諦める。いい?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ