表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/26

第十話

書き方少しだけ変わりました



そして、お待たせしましたm(_ _)m

「いいわね。さすがフィオナ。」


「ありがとうございます。」


「・・・私がやることはなさそうね」


「一つお願いがあります。」


「なあに?」


「帝国の騎士団を派遣してほしいんです。私が手を叩いたら、連れてきてもらえますか?」


「わかったわ。」



私の計画は、これ。


今日の放課後になにか仕掛けてくると読んで、放課後に待ち伏せをして、正体を明らかにするのだ。




そしたら、案の定獲物はかかった。



「・・・ん?呪いがかからない・・・?」


「ええ。呪いはかけられないわよ?」


「なんで・・・ってえっ?!」


「ああ、席が隣の令息くんね。そういえばお名前を伺ってなかったわ。」


「・・・ニコラス・エディーです・・・」


(エディー侯爵の次男、気が弱く、面倒事を押し付けられている・・・で基本情報は合っているかしら?)


「ところで、これは誰が指示したの?」


「・・・オイル伯爵家に・・・」


「ありがとう。」


(あっさり吐いてくれて助かった。尋問とか面倒だし・・・)



根元を暴けたため、騎士団を呼ぶ。



「っ・・・!」


「ニコラス・エディー。あなたは令嬢、令息に危害を加えたことから逮捕するわ」


「・・・はい」



あっさり片付いたけど・・・あっさりしすぎね。

この程度で私を欺けるとでも思ったのかしら。


(あいにくだけど、私は人生三回目。ただの年下、じゃないのよね)






次の日。


教室に向かうと、クラスメイトたちが教室の四隅へ逃げていく。



(そんな野蛮なことしないのに。)


「あ、フィオナおはよう!」


「おはようございます、アメリア様。」


「後で話があるから、休み時間に談話室に来てもらえる?」


「はい、わかりました」



きっと、ニコラスの話かな、と席に座ると、私を見ていたクラスメイトがざわついた。


アメリア様は、私の後̀ろ̀を見ている。それに、あんなに固まるだなんて・・・。





(・・・そういうことね)




私の後ろ・・・正確には真後すぐ近くに立っていたのは・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ