俳句 短歌 川柳
─ 俳句 ─
猫崎のうずくまりたる冬の空
春の雨いまにみてろと飯を食う
高きから一気に枝垂桜かな
行く夏や岬の果てに旅尽きて
─ 短歌 ─
吾足を包む女の手のひらのその冷たきに冬とぞ思う
にゅうどう雲を積乱雲と呼ぶ君に胸ときめきし少年の頃
驕る者久しからずや蚊の奴や吸うたら失せろなぜに現る?
─ 川柳 ─
凡人は屁の音さえも凡と鳴り
いい墓だ。だけど真冬は寒かろな
酔っぱらって受け身を取っていいきもち
モ○モン教ホルモン焼と読み違え
好きになってからやったんじゃ遅すぎる
急行はホームをへの字に通過せり