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魔導書(電子書籍版)と契約し旅にでる  作者: 弓納持水面
第6章 商隊護衛

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ビデオゲーム

今日は2話投稿です。

「レイカ関所はわかる?」

ミケさんの囁く様な声が聞こえる。

オペラグラスを覗いた時みたいな感じで、時代劇に出てくる関所の西洋版みたいなのが見えている。


一時期、病院の窓から外を眺めるのにはまっていたな。

あの時は余命の残数を数える日々だった。


「見えます。」

私が答えると直ぐにミケさんから指示がきた。


「なら始めて。」

人が動くのが見える。

テレビで見た、無人機パイロットの苦悩する映画のワンシーンみたい。


これから、私は人を殺す。

人間は知っている人にしか優しく出来ない。

「嬢ちゃん、よろしくな。」

ロバートさんは、ちゃんと念を押していった。


詠唱を始める。

いつもどうり、自分の声なのに自分ではない詠唱。

前に魔剣を作った時程のイメージの沸騰はない。

『(範囲殲滅こそが大魔法の本領だからな。)』

「(単にぶっ放し系が得意分野ってことだよね?)」

詠唱を続けながら軽口を叩く。


[憑依詠唱](使1)

[高速詠唱](使1)

[流星召喚](使1残6)


まだ夜が残る空に星が流れる。

衝撃波の発する轟音が近づいてくる。

「だ、大丈夫だよね?」

『最小出力だぞ』

轟音と閃光を残して、流星が関所に命中した。

ロシアに隕石が落ちた時の動画がヨウツベ(笑)にありますが、びっくりしますよ。


私の黒歴史がまた1ページ。

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