表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導書(電子書籍版)と契約し旅にでる  作者: 弓納持水面
第2章 出発

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/385

雨夜

ちょっとした実験です。

街道から少し外れるが、領都が出来る前の砦跡が近くにある。


地元を旅する住人なら知っている場所で、森に囲まれた

小さな丘になっていて、水捌けが良い。


雨が降り始めている。

街道脇で野宿をしても良いが、このあたりは水捌けが悪く、テントを張っても濡れる可能性がある。


「砦跡に回ろう。」

仲間達は反対しなかった。


テントを張り終え、火を焚き水を沸かす。

塩辛い干し肉を放り込み、芋と煮込んで夕食にする。


焚き火をみて、ゴブリンが近づいてきてもこの場所なら対処しやすい。


「水を汲んでくる。」

2人が森に向かって歩いてゆく。

近くで、イチャつくのは気まずいのだろう。


いつの間にか親しくなっていたが、あんな女の何処が良いのか気がしれない。


「2人が戻らねぇぞ。」

これからの事をぼんやり考えていたら、声をかけられた。 


ヤルのは自由だが、節度は持ってもらいたい。

ゴブリンに不意打ちくらうとは思えないが、ヤリ疲れて寝込んでいたりしたら厄介だ。


「迎えにゆくぞ。」

念の為、剣を携えテントを出る。

雨が少し強くなっていた。


私の黒歴史がまた1ページ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ