表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導書(電子書籍版)と契約し旅にでる  作者: 弓納持水面
第1章 旅の始まり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/385

村長への報告

ジグ視点です。


魔導具などで通訳魔法使えるのは大商人か貴族ぐらいです。

デグは良く分かっていませんでしたが、他の人には異国の貴族が修行の旅をしているように見えてます。



村長である叔父に大地母神の泉を調査し、水路を含め問題がなかったこと。

その途中で、道に迷い困っていたレイカ殿を助けたこと。

その為帰りが遅れたことを報告した。


叔父は興味なさげに話を聞いていた。

既に叔父の中では自分達兄弟は関心ごとではないのだろう。

叔父は、おもむろにレイカ殿に話しかけた。


「ソロス村のハマス。村長をしています。ジグとデグの叔父です。」


「鈴木冷夏です。大地母神の歩き巫女をしています。お二人には困っていたところを助けていただきました。」


「通訳魔法。リザードマン語とは竜の島の生まれですか?」

「泉で会ったのも大地母神の思し召し、ゆっくりしていってください。」


レイカ殿との話はそれだけだった。正直拍子抜けだったが問題はその後だった。


「ジグ。泉とは反対側の薬草の森で、ゴブリンを見たとの話が出ています。確認して事実なら、被害が出る前に対応してください。」

「あとデグ。ソロス亭に街から荷物が届いたそうです。」



この前街に出たとき頼んでいた弟の装備が届いたようだ。

弟の体格は大きく、革鎧にしても特注でないと対応出来ないと言われた。


あまりに体格が違うので、自分とデグは母親が違うのかもしれない。

だが、親父は何も話してはいかなかった。


自分は、剣も革鎧も親父の予備の調整で済んだ。

安く済み助かった。あまり貯えが多い訳ではない。


装備を整えたら明日には薬草の森に出発して確認しなくては。

街道沿いは比較的安全ですが、それでも荷物のお届けは冒険者のお仕事です。

ただ急ぎでなければ、報酬は安いです。(複数受ける前提)

信用ある冒険者を選びますが、持ち逃げリスクはあります。

街での注文は通常全額前払いです。

行商人も村に来ますが、扱うものが固定的で比較的スケジュールがしっかりしてます。


私の黒歴史がまた1ページ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ