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僕の夢の中で君は笑う。  作者: 柚子胡椒
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A節-第4話 あの日のことを忘れない

どうも、毎度おなじみ柚子胡椒です。

感想を書いていただけると次回へのモチベーションにもなるのでよろしくお願いします!

Twitter→@koshou_yuzu_921

夢叶と出会って数日が経つ。

今日は8月6日。

広島にとって節目の日である。


8月6日…それは広島県民にとって忘れてはならない日なのだ。


家に居るままでは良くないなと思い記念式典に足を運ぶ。


足を運ぶのは今日が初めてじゃない。


被爆者へ黙祷を捧げる。


「辛かっただろうな」


柄にもないことを思い被爆者の方を思いながら

帰宅する。


その後はイヤホンをしてお気に入りの曲を聴きながら夏休みの宿題をしようと机に向かった。




…案の定漫画を読んでただけで一日が終わった。


いつもこうである。テスト勉強をしようにも後ろから存在を漂わせる本棚(漫画のみ)に手が伸びてしまう。


「何やってんだ俺は」


ため息混じりの文句を自分にぶつけてベッドに横たわる


今日一日を振り返りながら目を瞑った



「やあ、今日の君の行動を見させてもらったよ」


夢の中の夢叶が話しかけてくる

こいつ曰く夢叶からは僕の行動が見えているらしい


迷惑な話だ。何をしようにもどこに行こうにも

夢叶には丸わかりってことである。


もちろんあんなことをしようとすると…


一生眠れなくなってしまうのでやめておくが。


いや、僕の私生活を覗くのをまずやめて欲しい。


「あのなぁ、僕のプライバシーは一体どこに行ったんだ?」


「知らなーい、遠い所へ旅行に行ったのかしら」


「プライバシーってなんだっけ」


そんな漫才じみた会話をしていると夢叶が話を切り出す。


「今日はもう8月6日かぁ」


「あぁ」


「君、式典まで足を運ぶ人だったのね。意外だわ」


「意外、は余計な」


夢叶はふふっと笑って見せた。

たまにこの見せる笑顔も美少女を際立たせている


「そう言えば、夢叶って僕が起きてる時は何をして過ごしてるんだ?」


「大体は君の行動を監視してるね、多分私が見てるからだろうけどあーんなことやこーんなことはしないのね。」


「余計なことを口にするな」


「きゃー怖い襲われるー(棒)」


これ以上ない位の棒読みをしてみせる。


実際に行動を常に監視されてるのはなかなかしんどいものである。


「君、今日宿題するぞー!とか意気込んどいて結局漫画とラノベだったものね」


「夢叶には関係の無いことだろう?」


「関係あるわよ、君に見えてるものは私にも見えてるのだから。」


そういう事か。僕が漫画を読んでるとこいつも読めるのか。


「あ、エッチなやつはやめてよ」


「読まないし持ってない」


持ってないは盛ったが読んではないし読む気もない


読んでしまったが最後どんなに弄られるか想像したくもない。


そんなこんなで会話をしているがそんなに会話が続く訳もなく、毎回夢から覚めるまでは街を探索したりしている。


あ、この店エアガン専門店なのか…

少しだけ興味あるからまた今度来てみよう。

読んでくださりありがとうございます!

前回が長くなったぶん今回少しだけ短くして調整をさせていただきました!

広島はいい街なのでぜひ来てください!


それではまた来週!!!

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