表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

食傷花の花言葉

作者:秋田友
 動物の体表に花を咲かせて宿主の寿命を奪う奇病に侵された現代世界。そのせいで人間は60年以上を生きることができなくなった。咲く花の種類は宿主により様々で、宿主の性格やコンプレックスを強く反映し、時には宿主を乗っ取ることもある。
 初夏の夜の町で、天花寺傷花は食傷花の花言葉に呑まれた人間である羅刹を始末しながら、知らない食傷花のにおいが町に漂っていることに気づく。羅刹を始末する傍らでその香りの正体を探るが、その正体は掴めずにいた。
 満月の夜、いつも以上に強くなった謎の香りを追い掛けて行き着いた先で、羅刹に襲われる椎名晴幸に遭遇する。羅刹を始末する現場を晴幸に見られた傷花は、瀕死の晴幸を花屋敷へ連れていき、美鶴に預けてその場を去る。
 晴幸は10年前に起こった病院火災の唯一の生き残りで、体のどこにも食傷花が咲かない特殊体質を持っていた。高校2年の初夏、妹の椎名美夕を迎えに行く最中に羅刹化した同級生に襲われ致命傷を負うが、傷花と花屋敷で執事をしている下級生の香嶋美鶴の取り計らいにより一命を取り留め、翌朝、自室で目覚める。朧気な前夜の記憶を頼りに花屋敷を訪れた晴幸は傷花に再会し、鬼の存在を知る。同時に傷花が連続殺人事件の犯人であると知った晴幸は自身にその刃が及ぶことを恐れて傷花を遠ざける。しかし鬼の世界に少しでも踏み込んだ晴幸は元通りの日常に戻ることが許されず、傷花を取り巻く鬼の世界に身を置くこととなる。その過程で傷花が無闇に命を奪うのを嫌っていることを知った晴幸は、羅刹を元に戻す方法を傷花と模索することを決める。
プロローグ
00
2019/07/22 08:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ