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あとがき劇場(本編)  作者: 8san
4/5

バレンタイン

へっぷしっ!!

あ、こんにちわ。最近風邪を引いたらしい8です。

鼻水とくしゃみが止まりまへっくし!!

それそうと世間はバレンタインで大忙しの様ですね。

おっと、話が長引いてしまった。

続きは本編でっくし!!

二月十四日。

その日は俗に言うバレンタインで、世間は「チョコ」で大賑わい。

勿論世俗に敏感な天界も、バレンタインで賑わっていた。

8「ふぅぅぅいやっほぉぉぉぅ!!バレンタインイベ完走~」

コカ「お前……いくらチョコが貰えないからってゲームでチョコ貰ってニヤニヤすんなよ」

8「え?リアルでも貰ったぞ?あとドアにもたれ掛かると死ぬぞ?」

コカ「いや、死にはせんだろ。で、どうせ自分からのチョコだろ?」

8「ち、違うわい!!『過去の』自分からじゃい!!」

コカ「結局は自分な訳だな?」

8「うっ、『我ハ火ノ王、炎ノ王。我ハ紅炎、陽ノ炎_____』」

コカ「待て待て待て!!なに急に“極大魔法”使おうとしてんの?そんなに?そんなにチョコが欲しかったのか!?てかまだ“極大魔法”は本編にすら出てないぞ!?この話書く暇があったら続きを出せ!!」

8「ヒュ、ヒュー(口笛(吹けてない))」

コカ「なんとか言ったらどうなんだ!?」

と、騒いでいると

ドアが残像すら見えない程の勢いで開いた。

もちろんドアにもたれ掛かかっていたコカトリスは勢い良く吹き飛び、壁に大きなシミを作っていた。

ロ「まったく元気じゃのう。そんなお主らにプレゼントじゃ♡……一人欠けてしまったが、2人も1人も変わらんし、よいな。」

コカ「いや、良くねぇよ!!」

8&ロ「今回は復活早かったな(んじゃな)。」

コカ「で、チョコは?」

8「強引に話を戻したな」

ロ「まあそれはともかく、ほれ。」

ロッサが二つのチョコを放り投げる。一つは山なりに、一つはとてつもない速度で回転しながら。

そして、そのチョコは見事コカトリスの目の前に“ぽすっ“というふんわりとした効果音を想像させるような着地をした。

一方。8の方では、ギュルルルルルルという効果音が実際に鳴り響きながら飛来した。それを見た8は一言。

8「あっ死んだわ俺。」

この一言を発した瞬間にチョコレートの箱が着弾。

8は箱の回転に巻き込まれて空中に赤い渦を作り出した。

8がいた所にはやはり角が落ちていた。

ロ「これで同点じゃな」

8『ロッサ、誰か適当な人呼び出してくんね?』

よほど転移が面倒なのか、チョコをコカトリスに食われないか心配なのか、どちらかなのだろう。

……恐らく前者の方なのだろうが。

ロ「うひゃっ、急に念話で話しかけるでない。いいだろう。まったく、神使いの荒い奴め。“サモン・ヒューマン”」

愚痴をこぼしつつも、召喚魔法を発動する。すると、地面に黒い穴が開き、人が出てきた。

村人「あれ?ここは……ん?…………!?これが噂に聞いた“神隠し”なのでは!?という事は_____」

8『はーいちょっと体貰いますねー』

コカ「子供の予防接種かよ」

まるで子供の予防接種の「はーいちょっとだけチクッとしますよー」のようなノリで頭に近づく。

そして、頭にすっぽりと被さると、まるで魔法少女のように村人の体が光り輝き、光が止み、村人がいたところには、いつもの8が立っていた。

8「俺~ふっかーつ!!さて、チョコ食おう。」

ロ「切り替えが早いな」

8「ではまず俺から。」

箱を開けると、8の箱には、精巧な小さな角が一つ。

8「凄い!!へこみまで再現されてる!!」

ロ「ふっふっふー、これらはな、吾輩の手作りじゃ!!」

コカ&8「な、なんだってー!?」

コカ「じゃあ次は俺だな!」

箱を開けると、中にはローストチキンの形をしたチョコが。

固まるコカトリスを見て、ロッサと8は大爆笑。

笑い終わるまでかなりの時間が掛かったそうな。

ロ「さて、早速食ってみるが良い」

コカ&8「いっただっきまーす!!」

バリッ。

二人のチョコは空洞のあるチョコで、中には、8のチョコには、数粒の小さな星のチョコが入っていた。

そのチョコ一つ一つには、極めて小規模な爆発魔法が掛けられており、噛み砕くとパチっと爆発するのが楽しい。

ロ「このチョコはな、大体いつも死ぬ時は爆散しているお主をイメージして作ったものじゃ」

8「それ知らなかったら美味く食えたのになぁ。」

一方、コカトリスのチョコの中身はと言うと、

コカ「ウッッッ!!」

即効性の毒液が詰まっていた。

コカ「どうりで……なんかずっしりすると……思った………」

がくり。

コカ「はっ!?ウッ!!」

がくり。

コカ「はっ!?ウッ!!」

がくり。

10分後。

コカ「はっ!?毒入れすぎだ!!何回口の中に残った毒で死んだことか!!」

ロ「アッハッハッハッハッ…いや、すまんすまん、次からは5分くらいにしておくのじゃ。」

コカ「そういう問題じゃなくてだな……っとそういえばお前、何でさっき俺がドアで死ぬって予測出来たな。どうしてなんだ?」

8「俺も1回それで死んだから」

コカ「おい…………」

少し前にドラゴン君から

ー本編より面白い後書きー

という嬉しくも少々不本意な称号を贈られました。

後でドラゴン君にはちょっとしたいたずらを…(ΦωΦ)フフフ…

っとまた前回のようにとんでもなく長い後書きになってしまいそうなのでここで終わりにしましょっと。

ではでは、次回も見てくださいね。

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