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エルフという種族

「・・・どうしてこうなった」

教室から出て行く他の生徒達の背中を眺めながら、そんな言葉が口からこぼれた。

「それはですね〜、私たちエルフの性格さがなのですよ〜」

私の呟きに対して返答をしてきたのは、窓際の一番後ろの席、私が入ってきた時からずっと眠っていた生徒。

その生徒が私の後ろで先生の隣に立って私を見下ろしていた。

・・・背高っ!

パッと見ただけでもかなりの高身長だが、先生の隣に立っている事で、比較対象が生まれてさらに高く見えてしまっている。

「あの、エルフの性格さがというのは一体どういう・・」

言葉の意図いとが分からず聞き返そうとしたら先生が前に出てきた。

「まぁまぁ、その話は訓練場に行きながらにしましょう」

先生に急かされるまま、教室から出る。

訓練場に向かう道中、さっきの事が気になってもう一度聞いてみた。

「そうだったわね。えっと、エルフっていうのはね世間一般的には高潔こうけつで上品な種族という認識をされているんだけど、実際のところは、争い事が大好きでとても負けず嫌いな種族なの、だからさっきもアブラス君が決闘を挑んできたし、生徒の皆もこうやって訓練場に集まってきている訳なのよ」

成程なるほど、なんというか聞くだけだと野蛮やばんな感じがするわね。でもそれだとこの状況はそんなに珍しい事じゃ無いのかしら。

「そうね、時々こういう事は起きてるかな〜」

そんなに血気盛んな人が多いのかしら。と言っても、現状こうやって決闘を申し込まれている訳だから、私の考えはあながち間違えじゃないのだろう。

「そろそろね」

そんなことに考えを巡らせていると、先生が呟いた。

顔をあげると、そこには学校の校舎よりも遥かに大きな建物がたたずんでいた。

これが、訓練場・・・訓練だけならここまで大きくする必要なかったんじゃ・・・

あまりの大きさに呆気あっけに取られていると、隣に来ていた先生が声をかけて来た。

「それじゃあ、私たちはここで。決闘をする生徒はあそこの扉から中に入れば、係の先生が案内してくれるわ」

それだけ言うと先生達は、別の入口へと歩いて行った。

「出来れば止めて欲しかったのだけど・・・」

私はため息をついて先生に言われた入口へと向かった。

勉世界の投稿について、読者の皆様へ謝罪とお知らせを。

まず、前回投稿から半年程、間が空いてしまいましたこと大変申し訳ありませんでした。

そして、勉世界の投稿についてのお知らせです。

これからの勉世界ですが、私の投稿しているもう一つの作品「俺の嫁は奴隷だけど何か?」の投稿に力を入れたいのと思っているのと、リアルがかなり忙しくなるので、両方を投稿して行くと言うのはかなり難しいので、勉世界の投稿はしばらくの間お休みさせていただこうと思います。

私ごとで大変申し訳ないのですが何卒宜しくお願い致します。

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