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ギルマスワークス!外伝.戦場の花を捕まえて  作者: 真宮蔵人
戦場の花を捕まえて
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001.序章 二人の舞踏会

時は西暦2036年、エーテロギア暦第2期956年熱風の月3日。その二人の男女はトゥースー川の上にある狭い橋の上で互いの動きを探りつつ目を光らせている。


両者の顔に緊張と決意が滲む、プレイヤーの人相をフィードバックシステムするという謎の野心的機能を搭載したこのゲーム「マギライゼイション2」では相手の殺意、恐怖、怒り、笑い、皮肉、おべっかなど表情が内蔵カメラによりモーションキャプチャーされ無駄に作りこまれたキャラクターの表情に反映される。


この二人はお互いに剣を向け合っている、西側に立つ女はニヒルな笑みを浮かべ、やや長めのロングソードで体を隠すように構え、もう片や東に立つ男はその手に右手に持つ細身の剣を上段へ構えた。


橋の末端、男側にはその戦いを見守る総白髪で長い髪を束ね長いヒゲを撫でながら眼帯をしたドワーフの男が片目を光らせて橋へ通じる道を塞ぎ、女の方の橋の終わりにはピエロの様な格好をした魔術師が控えており後方の味方へ「お手だし無用!お手だし無きようお願いします!」と叫んでいる。


そう、これはお手出し無用の奇跡的なマッチングであった。


まずは女の方の説明をしよう。彼女の名は西方王国連合という国ある中規模ギルド『ピータンパーズ』内で一番人気があるであろう剣士『コラーダ』という。

彼女は2年程前に西方王国にキャラを作り、野良でパーティー組んだ延長の弱小身内ギルドに加入、その後件くだんのギルドのマスターが突如引退して空中を分解したが、その腕を『ピータンパーズ』のギルドマスター『にょっきり大臣』によって「うちさこーへんけー?」という感じのゆるい誘いを受けて乗り、すぐにその頭角を現し、「ギルド内で一番強い剣士は誰よ?」聞かれれば「誰もがコラちゃんやな。」と返す程の腕前である、古参プレイヤーの見解では西方王国連合内ではベスト10に余裕で入る実力だという話らしい。


時折動画配信もしているらしく、その肉声から察したマギラ2プレイヤー達「ネカマじゃなかった!やったぜ!」等と感想が殺到したという。彼女に嫉妬心を持つ女プレイヤーやネカマからは「ファンデーション何使っているの?」等と執拗に攻撃をしているそうな、その問いの答えは「ファンデーションは使っていません!」という強気な返答だったとか。


余談ではあるが彼女の持つ武器は前ギルドマスターのお古であり、その名を『物干し竿』という。よく「お前それ刀じゃなくてロングソードやないか!」と突っ込まれているも華麗にスルーし続けている、既にそれが持ちネタになっていると西方王国のスパイは語るが、このゲームにはちゃんと刀も存在する。


片や男の方は東方草原帝国にあるギルド『永久凍土』に属する剣士の名を『ビータ』と言う、正式には『B太』である。「Bはなんなんだよ」と友人に聞かれたときは「蜂の様に刺すスタイルで行きたいからビー…。」と恥ずかしながら答えていた。愛刀はギルドマスター会心の出来栄えと呼ばれるレイピア「スズメバチ」

ギルド内でどれくらいの剣士かと言われれば「うーん、マスターの影の人を押し切れそうに無いから千日手じゃね?」という扱いで、つまり東方草原帝国最大ギルドの永久凍土内で1-2を争うんだろう実力派だと思われる。

ちなみにプレイ自体はまだ1年と浅いが、それが逆にここ最近に実装されたシステム知識に強い為、昔は鉄板だったか今は陳腐化した情報や効率の良い稼ぎ場等に詳しいが、ギルドマスターに言わせれば「PvE(人対NPC)ばっかして理屈っぽい、まだ人を殺し慣れていない小僧。まだまだこれからだな。」と厳しい評価を頂いたらしい。


そんな解説をしているうちに!

その衝突は突然訪れた!まず、ビータがレイピアによる初手『ウルティメットスキル連撃』を発動させた開幕からの大技発動である、それに対してコラーダは両手武器スキルの『ソードダンス』で華麗に受け流し反撃ダメージを与える。ソードダンスの効果はDot(持続ダメージ)なのでコラーダによる両手持ちロングソードの攻撃力がモロに乗る、これはビータ痛い出だしかと思えば!

ビータが連撃の終わるタイミングに通常軽攻撃ライトアタックキャンセルからのストライク(片手武器10スキル)と更にライトアタックの交互キャンセル戦法で攻め続ける!それに応える様にコラーダはソードダンスの硬直前にライトアタックを繰り出し両手武器スキルの『パリィング』をタイミング良く発動し、致命傷になりかねないストライクを凌ごうとする。


<配信音声>

「どうですか、解説のカラシニコブさん。片手ウルティブッパ、この出だしは対人では結構基本的ですが。」

「身内びいきする訳ではないが、ストライクのタイミングがわざと最高効率のダメージが出ないタイミングで繰り出しているのでそれをパリィングで防ぎきれるかが問題じゃなあ。人間同士の戦いには最高のDPS(瞬間攻撃力)よりも相手をあっと言わせるタイミングが大事だと思いますじゃ。」

「ライトアタックキャンセルによるストライクとパリィングの応酬もSPスタミナの都合上でそろそろ限界が見えるはずですが。」

「うむ、ストライクは優秀な攻撃スキルじゃが、スタミナ消費が激しいですからなぁ。エーテルポイントでの魔法を織り交ぜて絡め手含め時間を稼ぎしてからポーションがぶ飲みが定番じゃろうな。こうなると生産スキルと下準備の差が大きく出るのう。」

「錬金術スキルは対人では必修と言われています、まさかこの両者が取らないという事は無いでしょうから。ビータさんはこれより防衛に回る事になるでしょうか?」


タンゴの連続回転が男女逆になっている状態になった、ビータはキリキリとストライクライトアタックを繰り返す。ビータは心の中で毒づく、なぜそこまでにこの変速攻撃を冷静に対処できる?ここはゲームとはいえ戦場だ、人と人の戦いだぞ、目の前のこいつに不安や躊躇は無いのか?


ビータは内心焦っていた、必殺のストライク連打がほぼ全てはずれた上に敵があまりMPモチベーションポイントを減らしていないからだ、削り損ねたか!

ポーションを確認する、エーテルポイント(EP)を使ってからMP、EP、SPの3種回復ポーションを使い仕切り直すか、スタミナ回復&攻撃速度UPポーションで相手の心を崩しに行くか、その判断に迫られる。しかし、相手は笑っている、美人な造形テクスチャだとは思う!しかし、その口元の笑みに狂気を感じる、自分はこいつの心を折る事が出来るのか!?


「おお、コラーダさんが笑っています。」「あれは女の子がしちゃいけない笑いですね。(苦笑)」


ビータは自分に焦るなと言い聞かせる「焦ったら駄目だぞー。」ギルマスに耳にたこが出来るくらい言われた、ゲームを始めてから、ギルマスに率いられ戦場(ウォーデルタ地帯)に通うようになってから既に10ヶ月が過ぎている。自分へ言い聞かせる、機械になれ、戦闘の機械に!


ビータは戦神の信仰魔法を発動しポーションを飲む動作を一瞬した、ビータの体にエフェクトが立ち上る、それは見る者が見れば分かる弱と強の二重に攻撃速度が上がるエフェクト。


「おお、ビータさんが信仰魔法と攻撃スタミナポーションを使いました、これはどうなりますかね。カラシニコブさん!」

「若さで押し切る気でしょう、その前にコラーダさんの方がナチュラルスキルを使用しておる。これは激しいワルツが見れそうだわい。」


その動きに合わせてコラーダもスタミナポーションを飲む、その効果も同じ攻撃速度UPのエフェクトだ。


楽しい、楽しい、楽しい、その眼が訴えかけている。


もっと、もっと、もっと!


ビータはストライクライトアタックキャンセルを諦め片手武器40スキル『横薙ぎ』を発動させる。横薙ぎは物理スキルでは珍しい範囲攻撃に当たるのでパリィングは出来ない、だが攻撃力がいまいちだ。

それにストライクとライトアタックを織り交ぜる、ゲーム中最高速度の攻撃速度補助効果にポーションに振りモーションの速いレイピアだ、これ以上の速い手はゲーム中に存在しない!



More!More!More!狂気の瞳が訴えかけてくる、コラーダの装備は中装備だ、攻撃力ボーナスと基本回避力を上げる為に全身を革装備で身を固めている、普通は物理防御力(DEF)底上げの為に胴や兜だけでも重装備にするはずなのに。


ほぼランダムに織り交ぜているはずのストライクがここぞというタイミングでパリィングに弾かれる、相手はロングソードで戦神の信仰魔法の補助も受けていないので攻撃速度は圧倒的にこちらが上のはずだ!


ふと、自分の横薙ぎとライトアタックに身を削られていたコラーダの動きが変わった。

その表情は狂気の瞳をどろりと溶ける様に動かし、その瞳が「では好くぞ。」と暗闇の中から囁きかけるが如く、相手の心の声が自分に届いた。


「戦術、乾坤一擲。ナチュラル、縮地。時空信仰魔法、ディレイアタック。」と長いロングソードを構えた少女が半歩後ろに下がり唱える。

くっそ、言わなくてもお前のエフェクト見れば分かるよ!

その直後、ハンマー系の武器で思い切り殴られた様な攻撃が左手に構えたショートソードブレイカーに加わる。

ショートソードブレイカーは十手とも呼ばれる補助武器だ、レイピアやショートソード、片手武器ワンハンドウェポンを使う者には対人戦(PvP)においてはこれを装備するか二刀流にするかを迫られる。つまり、俺の奥の手でもある。盾を持つPvP型はあまりいない。


十手等のスキル分類は確かに盾スキルだが、十手には『逸らす』(ダメージ軽減)判定が盾よりも高く、確実に物理攻撃を凌いでくれる反面、魔法に対する防御力がほぼないので完全に物理インファイター向きな補助装備である。


「えはぁ↑」コラーダの口から笑みが漏れる。そうだよね、レイピア一本で戦っていける訳ないもんね、隠し玉があるよねぇぇ!という顔をしてコラーダは縮地キャンセルと乾坤一擲付きの両手武器スキル『打ち上げ』繰り返しこちらの体力モチベーションポイントを削ってくる。それに対してはこちらも強化魔法スキル40の『ダメージシールド』を張りながら十手で防ぐので精一杯だ、むしろ既に押されている。

そこへ決め手と言わんばかりにコラーダが嬌声を上げる「乾坤一擲!両手ウルティメットぉ!遠心回転撃ィ!」


「あの顔怖いですね。」「うむ、わしもあんなのとタイマンはしたくないわ。」


ディレイアタックと縮地突進から乾坤一擲の乗った『遠心回転撃』が同時に加わる、恐らく盾だったらもう死んでる。俺の体力(MP)は見る見るうちに削れて行くが、こいつが使うのこの連続攻撃は例え時空魔法でEP使用を絡めようとスタミナが狂ったように減るはずだ、このタイミング!相手が緊急回避ドッジが出来ないだろうこのタイミング、ダメージシールドを張りライトアタックでキャンセルし、自分のウルティメットポイントのリチャージがされたこのタイミングで再度、連撃を発動させる。


「あ、まずいのう。」「どうしました?カラシニコブさん」「いや、味方が魔法で造ったあの橋、そろそ消えるわ。」「えー。」


がくりとバランスを崩す感覚をHMD越しでも感じた、眠っている時にたまに落下する夢を見るだろう?あんな時の感覚がフィードバックされた気がする。科学の進歩は恐ろしい物だ。


二人はこの一撃で決めるという瞬間に突如消えた足場から転落し、自由落下した後にトゥースー川の水面へ高い水しぶきを二つ作った。

そして、川に落ちた二人の男女の周りに小さな水しぶきが連続して上がる、肉食魚が群がるモーションと地形ダメージだ。肉食魚のダメージは「この川を泳いで渡るの無理ですよ、橋を使うか作ってくださいね。」という開発側のお墨付きである。しかも、ウォーデルタ地帯の水中では仕様上戦闘は不可能なのでこの戦闘も継続不可能となった。


「最低の終わり方ですね。」「ううむ、これは残念じゃ。」と解説動画は一気に気まずい雰囲気になる。

ピエロ姿の男は軽い咳払いをした後に、

「…それではピータンパーズによるマギラ2ウォーデルタ配信と実況は私にょっきり大臣と、ギルド永久凍土のギルマス、カラシニコブさんでしたー。」「また見にこいよ。」


「所でリテーク(攻められた拠点の再征服)の件なのですが。」「もう夜も遅いからウチは撤退するよ、頑張れ。」と実況動画は後の祭りを適当に区切ろうと決め解散した。


川の水面に浮かぶ自分のアバター。再出撃リスポーンしますか?と戦いを促す画面を見つめながら、ビータこと俺は実は少し安堵していた。有耶無耶にはなったが、あのあの戦いは恐らく自分が負けていたかもしれない、と。

設定

・モチベーションポイント(MP)

体力とも言われている、これが無くなると戦闘不能状態になる。

モラルポイントとよく間違われて呼ばれる。


・エーテルポイント(EP)

主に魔法を使う時に消費される、MPとEPの表記問題でよく論争が起きる。


・スタミナポイント(SP)

これもMPやEPと間違われ易い、このポイントは足止めスキルに対する解除行動である「打破パージ」コマンドや攻撃を緊急回避する「ドッジ」コマンドにも消費されるのでこの数値がゼロの状態で大技食らうと大ピンチに陥る。魔術師でもこれは大事。


・回復について

このゲームではこれといったヒーラーがいません、そこで自然回復向上スキルや薬やダメージシールドが重要になります。信仰魔法の光神にヒール魔法はありますが、燃費が悪いです。未実装の神に血神というのがいたがこの時点では信仰獲得出来ない。戦闘不能からの戦線復帰は元素魔法の電撃を与えたり音楽スキルで励ます、まずい薬を飲ませる等をして復帰できます。


・信仰魔法

様々な神々の内で選ばれた九柱の神どれか一柱を信仰する事で使える魔法です。信仰魔法スキルを100にカンストさせて神を変えても信仰スキルが下がる等のペナルティーはありません。


・ヘッドマウントディスプレイ(HMD)装着時の高度ゲーム操作について

本作世界ではVRMMOの操作には一般的に20ボタン以上のゲームコントローラーとフットペダルを採用されている。

HMDは座るか寝ながらプレイ出来るのが売りとなるので、後者の場合はキーボード操作が難しい問題となる。


そこで筆者はこの世界のHMD操作に1990年代後半くらいにマイクロソフト社が開発していたはずの「手の10本指を上下左右に動かすことでデータ操作をするハンドコンソール」も採用している。

2117年の現在ではもはや途絶えてしまった技術かもしれないが、このコンソールがあればスキルやアイテム使用、武器持ち替え、エモーション等の入力が狂ったようにボタンを付けたコントローラーより楽に出来る。コミュニケーションは音声が主体になるともMS社は見ていたのだとも思う。


実は専用の腕掛けとサイドアームがあれば寝ながらHMDキーボードもいけるかなとは多少思っているが、HMDを買う生活的余裕が無いので筆者のHMDプレイ履歴はタイやベトナムに行った時に体験したものしかないので寝ながらキーボードグッズの購入や作成は見送りしている。寝ながらキーボードの弱点は「重力」なのだから長時間プレイや細かい操作を求められるゲームになるとこの問題の解決でも未来的には良いと思う。

将来HMDのネットゲームで必須となるであろうボイスチャットの騒音問題も現在深刻だと思う、読者の皆さんも深夜の長電話やVCで嬌声を上げる事に苦情を受けた事はあるだろうと思う。

筆者はVCのあるゲームする時は大体対人ゲームであるが、よく「ザッケンナコラー!スッゾコラー!」といった奇声を発しながら敵に突撃しているのでVCの消音化も研究されて欲しい。筆者の市川市内月額35000円の賃貸安アパートの壁ではシャウトのスキルが存分に生かせない。




余談(ネットゲー興味ない人はスルー推奨)

例えば現在のMMORPGでM○EとES○というゲームを比べてみよう、両者とも時代は違えどMMORPGでは対人コンテンツがあり、戦闘テンポも早い方だ。ただし、前者ショートカットスロットにほぼ制限が無く、操作者がどれだけゲームを理解しテンポと相性に対応出来るかの腕が大きく問われる、弱点は発表した時代とグラフィックだったと思う。その頃はR○やリ○1の様な簡単操作なゲームが世間では支持されていた、恐らく子供をターゲットとしていたからだと思う。


それに比べ後者は「MMORPGの優等生」と呼ばれる程の作品でわりと最近の設計だが、スロットの類は少なめだが小さい動作で使えるように工夫されている。しかし、所詮6ボタンマウスとキーボードで事足りる。MODをいれれば弄れるらしいが、もしチート扱いされBANさらたら目も当てられない。つまり、フェアな環境でゲームの操作性に斬新さと奥行きを加えなければならない。


余談の上に話は戻るが筆者がゲームでシャウトをするには理由がある、若かりし頃、筆者が自衛隊に在籍していた頃の新兵時代に「格闘訓練」があり、その時にこのでかく殺意丸出しの顔と声で対戦相手4人を声だけで勝ったという経歴があるからだ。第一次大戦以前じゃあるまいし・・・とも思われるだろうが、中世世界のゲームというのが流行る先祖がえりしたこの時代ではそういうダーティーなプレイはぶっちゃけ通じる、現代っこ怒鳴られるのに弱いし。


9/9改訂

矛盾点を発見したのでこっそり修正。

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